CEO INTERVIEWS

起業家インタビュー

Vol.66
2017年04月05日
G-TAC株式会社 | 代表取締役社長  植松 正太郎 氏

G-TAC株式会社
代表取締役社長 植松 正太郎 氏

予測不能な状況の中で、答えを導き出すことが必要

はじめに

G-TACは、医療従事者にオミックス情報(細胞内で遺伝子をもとに起こる様々な化学反応や活性等の分子情報)を中心とした検査、検査結果の提供をし、個々人に適する優れた医療サービスをマッチングさせるプラットフォームを提供している。

そんな最先端医療関連のベンチャーを設立したG-TAC植松社長は、医療業界の出身ではなく、当初は医師たちとのコミュニケーションに苦労したという。植松社長に、その生い立ちから起業背景、そして、新しい事業領域を切り拓くG-TACが求める人材像について伺いました。

G-TAC株式会社
代表取締役社長 植松 正太郎 氏
(うえまつ しょうたろう)

【経営者略歴】
2007年学習院大学卒業後、SBIホールディングス株式会社に入社。社長直轄部隊として営業・経営企画・人事・マーケティングといった一連の業務に従事したのち、2011年にエムスリー株式会社へ。主力事業である「MR君」を活用した製薬会社向けマーケティング支援サービスを行う傍ら、Web講演会やMR向け支援ツールといった新サービスの立ち上げ・運営に従事。2014年3月よりエムスリー傘下の「エムキューブ」の立ち上げに関与し、取締役として経営に参画。2015年8月G-TAC株式会社を設立。(※G-TAC株式会社は、エムスリー株式会社の100%出資企業です。)

  • MISSION

    「医療E新」の実現 ~Eとオミックス情報をフル活用し、パーソナル医療をリードする

  • 事業分野

    ヘルスケア・シニアサービス

  • 事業内容

    ・医療、健康管理のプロフェッショナルである医師を主とした医療従事者の方々に、オミックス情報を中心とした関連検査の紹介/検査結果の提供を行うことで、「実効性」のある健康・治療戦略の立案やアドバイスにお力添えする
    ・上記取り組みに積極的な医療機関・医師を一般の方々にご紹介し、より個々人に適する優れた医療サービスをマッチングする

  • 設立

    2015年8月3日

  • 社員数

    7名

  • 企業URL

    https://g-tac.me/

G-TAC株式会社の
掲載情報を見る

起業家紹介

植松 正太郎 氏

「ギターで生計を立てたい」と考えていた学生時代

株式会社アマテラス:まず、植松さんの生い立ちや学生時代について聞かせてください。

G-TAC株式会社植松社長(以下植松):私は栃木県宇都宮市で生まれました。母が経営者だったので、「自分も商売をやるんだろうな」と幼い頃から思っていました。

宇都宮に住んでいましたが、中学受験で学習院に受かり、中学・高校時代は新幹線で都内の学校に通っていました。学生時代成績は良い方でしたが、「他の人と違うことをやりたい」という気持ちが強かったため、高校時代はバンド活動やギターの練習ばかりしていました。

株式会社アマテラス:大学時代のお話を聞かせてください。

植松:大学2年生までは「ギターで生計を立てたい」と考えていたため、夜間の音楽専門学校にも通い、そこでギターを理論的に学ぶこともしていました。ある程度練習をし、テクニックも上がっていったので、そこで「先生をやらないか」と言われる程まで上達しました。

しかし、実際には私より上手な人はいくらでもいて、「生涯の仕事にはできないな」と思い、大学2年の時にギターを諦めました。ただ、学生時代はずっとギターの練習やバンド活動に時間を使っていたので、何を目指せばいいのかがわからなくなっていました。

学生時代について語る植松社長

「事業をやる」ためにした就職活動

株式会社アマテラス:そこから就職活動をしてSBIに入社するわけですが、就職活動について聞かせてください。

植松:そもそも私は、親が会社をやっていたので、「自分も事業をやる」と漠然と思っていました。ですので、自分自身で事業をリードできるような会社がいいと考えました。また、その事業も様々な分野に取り組んでいる会社が面白そうだと思いました。そこで、「新規事業に積極的で、しかも多業種に渡ることをやっている」という軸で、就職活動をしたのです。

就職活動を進める中で、SBIが金融とITに関連がある新たな事業会社や新規事業への投資を通じて「1つの金融コングロマリットみたいな会社を作る」と聞き、魅力を感じたことから入社してみたいと思うようになりました。

株式会社アマテラス:SBIでのお話を聞かせてください。

植松:新卒入社は、まずホールディングスに配属になります。SBIの下には様々な事業会社、例えばSBI証券等が存在します。その中で、私はSBIモーゲージという住宅ローンの会社に入りました。

最初は「住宅ローンはダサそう・・・」と思いましたが、人事が、私とSBIモーゲージ社長との相性を考えた上での配属だったようで、そこでの仕事は充実したものでした。SBIモーゲージの社長は、若手を登用し、「性格に特徴がある人はエッジが効いているので、事業の成功確率が高くなる」といった考えをする方でした。

住宅ローンの会社なので書類が多く、最初はその配送をさせられます。一年目は、「紙の束を全部封筒に入れて、段ボールに入れて送る」といった仕事もやっていました。「これ、やる意味あるんですか?」と楯突いていたら、現場から「こいつ何とかしてくれ」みたいな連絡が社長に行ってしまいました。
しかし、社長は怒るどころか、「こいつ、面白いから上げてやろう」と言って、企画部門へ半年後に配属してくれました。当時の社長(現:住信SBIネット銀行社長の円山氏)には今でも感謝しています。

「スキルセットを学び、自らビジネスを作ってリードする」ためにエムスリーへ

植松:SBIモーゲージにいた2年で、店舗開発に携わり売上を伸ばすことに成功しました。しかし、そのまま働いても、知識の転用が難しそうだと思い、グループ内でより規模感が大きく、より専門性が求められる仕事を求めて、住信SBIネット銀行という会社に移りました。

住信SBIネット銀行では金融商品の開発・マーケティングに携わりました。ただ、元々銀行業務を学びたいと思って入ったものの、銀行にずっといるつもりはありませんでした。また、銀行員のマインドセットと私のマインドセットが合わなかったことから、転職を考えるきっかけになりました。

そして、「自分で事業を作り、リードしたい」との思いと、「ビジネスのスキルセットを学びたい」との思いからエムスリーヘの転職を決意しました。

株式会社アマテラス:多くの会社から、エムスリーを選んだ理由は何ですか?

植松:「ビジネスのスキルセットを学ぶ」という軸で考えると、コンサルティング会社に入社するのが一番だと思います。しかし、「ビジネスを自分で作ってリードする」という軸とは離れてしまいます。

この2つの軸を担保している会社がエムスリーでした。正直、当初は名前も知らない会社でした。
面接で会った2名の方は元コンサルタントで、当時事業マネージャーをやっている方たちでした。実際、コンサルタント出身なのでビジネスの型を重視されていました。しかし、面接を通して、クライアントとタフな交渉をしている姿が見え、「しっかり事業をリードしているのだ」と感じました。

さらに決め手となったポイントは、「そもそも楽しいですか?」と聞いた際に2名とも「楽しい」「満足度は120点です」「なら私は180点だと思っている」などと即答したことです。一見真面目そうだが、実はチャーミングな方々だなと思いました。そして、入社しました。

就職、転職エピソードを語る植松社長

BtoC事業を立ち上げたい

株式会社アマテラス:G-TACの社長に就任する背景を聞かせてください。

植松:エムスリーでは、対製薬向けのプロモーション事業に携わり、製薬会社のマーケティングのお手伝いをしていました。また、Web講演会サービスを立ち上げ、ある程度の事業規模にまで育てることができました。なので、入社当初の「新規事業をやりたい」との思いに合致したキャリアを歩んでいました。
しかし、私の中で、「toBではなくて、toC事業をやってみたい」という思いが漠然と芽生えてきたのです。

それは、楠木建さんという一橋大学教授の授業を受けたことがきっかけでした。楠木建さんは『ストーリーとしての競争戦略』という本を書いた方です。楠木さんが日本のクオリティ企業を20社程リストアップし、リストアップした会社の次世代経営幹部を集め、1年間授業をやる成長戦略フォーラムに参加しました。そのフォーラムの1期生として、私がエムスリー代表で選ばれたのです。

このフォーラムの内容は、「新規事業を創出していこう」、「他のクオリティ企業のビジネスモデルを学ぼう」といったものでした。さらに、楠木さんのお知り合いの著名な経営者に来ていただき、様々な事業モデルについてお話し頂きました。

株式会社アマテラス:楠木さんの授業をきっかけに、どのようなビジネスを考えたのですか?

植松:最初にイメージしていたのは、医療版の『食べログ』や、『Retty』のようなサービスです。「ここのクリニックはこういう評価で、こういうことには得意だよ」と情報交換できるサービスをやりたかったのです。かつ、Web講演会の際、いつも遠隔をライブで双方向をつなぐことをやっていたので、それと組み合わせて遠隔医療プラス評価サイトを考えていました。

医療は「人の為になっている」と感じられる事業

株式会社アマテラス:医療をやりたいと考えるようになった、原体験があったのですか?

植松:3つのポイントがあります。1つ目は、金融の仕事をやっている時、お客さんの顔が見えなかったからです。そこでは全て数字で決まってしまいます。しかし、医療分野での仕事は、お客さんの顔を直で見るわけではないですが、「自分のやっていることが人のためになっている」という感覚があるのです。その点に魅力を感じました。

2つ目は、医療は産業ドメインとして非常に大きいので、世の中にインパクトを残しやすいと考えたからです。同じ努力でも、他の産業よりもレバレッジが効きやすいと思いました。

3つ目は、自分自身が医療や健康管理で苦しんだ経験からです。以前、体調を崩した際に、医療機関によって診断が異なっており、果たしてどの診断結果に応ずれば良いのか大変苦しんだ原体験があります。ここで、何らか診断の「正しいモノサシ」を創出することができればと考えました。

本気で、ゲノムを事業化したい

株式会社アマテラス:ゲノム医療を事業化しようと思ったきっかけは何ですか?

植松:エムスリー社長の谷村さんと様々なやりとりをする中で、「そのモデル自体は面白いけれど、私としてはこういうことにも興味がある。やってみないか?」と言われ、「ゲノム」というテーマを紹介されました。

ただ、最初はゲノムのことはよくわからず、ゲノムって「何となく響きはカッコ良さそうだけど、何も知らない」という状態でした。そこで勧められたのが、『ガタカ』というハリウッド映画です。『ガタカ』を見て「ゲノムって面白そうだな」と思い、深く勉強したいと思うようになりました。

そして、医療機関を複数巡って悩んだ原体験を思い出し、「正しい診断のモノサシ」になり得るのではないかと考えました。
様々な文献・資料を読み漁り、ゲノムの具体的な可能性を見出すとともに、元々考えていたプラットフォームビジネスと統合させ、今の事業モデルになりました。

突き進めて行くと、既存検査で分かり得ないような将来の疾患罹患リスクや、直近の疾患罹患リスクを、医師の診断テクニックによらずどの病院でも簡易に得られるようになります。

そういうことが実現すれば自分のやりたかったことに近しいことが魅力でしたし、本気でゲノムを医療かつプラットフォームという文脈で事業化している会社が国内外に見当たらなかったので、この事業を立ち上げたいと思いました。

株式会社アマテラス:他社が行なっている医療サービスとの違いはどこにあるのですか?

植松::他社のサービスでは医師を介さずに、個人と企業間で完結します。いわゆる「Direct to consumer」遺伝子検査というものです。他社は「医療」というより「ヘルスケア」寄りのサービスを展開しており、健康管理の動機付けのようなものとなっています。
具体的には、検査を受け、遺伝子の一部を読み、日本人の平均と比較して「糖尿病リスクが1.05倍です。」といったような数値が出てくるものです。何となく「私って他の人に比べたら健康だな」、「ちょっと健康ではなさそうだから気を付けよう」くらいまで分かりますが、その先がありません。

一方で、医師を介して検査をすれば、「あなたはこういうゲノム配列だからこういう病気になる確率が高いですね」とか、「この遺伝子変異には、この薬が効く可能性があります」といったより踏み込んだ情報を提供できます。もちろん、医師が事前にカウンセリング、検査結果に応じて適切なフォローアップを行うことが条件となりますが、これだったら健康に不安のある方たちの行動管理まで結びつけて話ができると思いました。

G-TAC設立について語る植松社長

新しい領域が故に、関与者の理解に苦労

株式会社アマテラス:事業を立ち上げて以来、どのような壁があって、どのように乗り越えてきたのか教えてください。

植松:私たちは2つの壁にぶつかりました。
1つ目は、会社の経営会議メンバーを納得させることです。「VCから出資を受けるのと同じように、沢山インプットするから」と言われ、どのような質問にも対応出来るよう事業計画を綿密に作り込みました。特に「世の中にまだ存在しない事業」だったので、事業で得られるリターンと事業に踏み込んだときのリスクを定量化することは、中々に大変でした。

ゲノムは可能性に満ち溢れていますが、ゲノム情報が流出したときのリスクが計り知れません。「得体の知れないもの」なので、多くの方が慎重でした。
個人情報とゲノム情報が結びついたまま流出することは、機微情報なので大きなリスクがあります。そこで、個人情報とゲノム情報を切り離して管理できる体制を構築しました。国内でこうしたことをやった会社がなかったので、様々なガイドラインや法律、先行事例などを調べ、「こういう仕組みを構築します」と話をして、何とか承認頂きました。

2つ目の壁は、医師の方たちに私たちの事業の意義を説明し、ご協力頂くことでした。
当時、殆どの医師が医療現場でゲノム医療をしたことがなく、アンケートを取ると、ゲノム医療経験のある医師は18%程でした。82%の医師がゲノム医療未経験でした。
そこで、医師たちのゲノム医療に関する知識水準を上げるため、まずはゲノム医療の啓蒙活動をやりました。

医師の中には、「ゲノムはまだまだ研究途上なので、全てがわかるわけではない」と考えている方もいました。「患者さんにこの情報だけ渡すと、結果によっては自殺する可能性もある」という方もいました。「そういう責任は誰がとるのか?」とも問われました。皆、仰っていることは非常に真っ当で、そうした事実を踏まえながら、「こういった対処方法があり得るのでは」と一つ一つ紐解きながらご説明していきました。
かなり時間を要しましたが、最終的には多くの医師にご協力を頂けることとなり、感謝しています。

株式会社アマテラス:植松さんが医療機関の人間じゃないから、なかなか信頼してくれないのですか?

植松:そうですね。一部の医師たちからしたら、「お金儲け」の手段として医療やゲノムを利用しているように見えたのではないかと思います。
また、専門家ではないので当初は専門用語もわからず、「ジャームラインって何?」といった感じでした。ご質問を受けながら専門知識を必死にキャッチアップし、最終的には「随分詳しいけど、植松さんは大学でゲノムを研究していたの?」と専門医から仰っていただけるまでになりました。
事業意義についても「世の中にニーズがあり、生活を変え得る手段の1つとしてゲノム医療を取り扱いたい」と説明し続けました。それに加え、「医師と協力していかないと、この事業自体が成立しない」と強く説明しました。

事業成功の方程式が見えてきた

株式会社アマテラス:社長としてぶつかった壁はありますか?

植松:誰もやったことのない事業なので、最初は事業方程式のようなものがわからず、苦労しました。例えば、お医者さんの数を増やせば単純に検査の数が増えるかというと、そうでもないのです。検査の数を増やすと、必然的に売れるかというと、そうではありません。

G-TAC社を設立後、神奈川県が未病の取り組みの一環として行っている助成金の制度を受けられたことが好機となりました。
神奈川県は2015年頃『未病市場創出促進事業』という病気になる前の『未病』の段階で、それを治すテクノロジー、産業に助成金を出す制度をやっていました。黒岩神奈川県知事と偶然会った際にその制度を紹介されて応募し、助成金の採択を受けることができました。

それによって、神奈川県内のG-TAC提携医療機関でゲノム検査を受けたら、検査を4割引にできるということになり、売上が急激に伸びました。しかし、その売上の急成長は助成金のおかげで、助成金終わる年度末以降は、それまでの売上が嘘のように落ちてしまいました。正直、背筋が凍りましたね。

株式会社アマテラス:そこからどのように立ち直したのですか?

植松:事業方程式を見出すためにABテストをしたり、PDCAサイクルを回したりしました。その結果として、ある程度の勝ちパターンが見えるようになってきました。

「パートナーの医療機関を何件見つけたら、何件稼働して、何件検査してくれる」、「パートナーになってくれたら稼働するまでリードタイムがどのくらいだ」、「医療機関のパートナーの稼働率を何パーセント上げるためには、こういう施策が必要だ」などの方程式ができ、それぞれを分解し、それぞれをビジネスリーダーに任せています。これをやり始めてから、一気に数字が回復しました。
現在は、これをベースラインに他の新しい施策を乗せていき、2次曲線的に成長させていきたいと考えています。

乗り越えて来た壁を語る植松社長

予測不能な、答えがない状況の中で、答えを導き出せる人が必要

株式会社アマテラス:将来の幹部候補としてどのような人に来てもらいたいですか?

植松:3つの要件を兼ね備えた人に来て欲しいと思っています。

1つ目が、「散らかった状況を整理し、答えを出してくれる人」です。つまり、正解が見えない中で、様々なトライアルをしながら答えを導き出せる人が欲しいです。

そもそも、ゲノム医療のプラットフォームビジネスは、国内外問わずあまり実施されていない領域です。プラットフォームをつくって有用な検査を乗せ、医師や一般の人たちに提供していくというビジネスモデルです。

そこでは、問題設定とそれをどう解決するかのプロセスを想像できる「地頭の良さ」、そして様々な解決策を矢継ぎ早に繰り出す「柔軟性」が必要になると思います。予測不能な、答えがない状況の中で、自分自身の過去の経験などを生かしながら何とか答えを導き出せることが必要です。さらに、誰もやったことなく、答えが1つではないので、トライアンドエラーを繰り返せることが必要です。

2つ目の要件は、数的センスです。医師や検査会社の方は、思考回路が私たちと異なります。同じ日本語でも言っている意味合いが違うのです。その時に、頼りとなるのが「数字」で、「共通言語」になり得ると考えています。

3つ目の要件は、謙虚であることです。様々なステークホルダーに対し、丁寧なコミュニケーションができることが必要です。往々にして優秀な方々は自らの論理を振りかざそうとするのですが、医療業界においては、より知識・知見が深く、医療にも深くコミットとしている医師の方々とぶつかることも多いのです。きちんと本質を捉えながら、言うべきは言いますが、「常に謙虚であること」は実は重要です。
これら3つが、私たちの求めているベースの能力です。

株式会社アマテラス:G-TACに入社するためには、医療の知識は必要ですか?

植松:医療の知識はいりません。そもそも、私自身も元来医療業界の人間ではありませんでした。この世界に飛び込み、新しい事業をやりたいという方ならば、大いに歓迎致します。今のメンバーも金融、IT、製造業など様々な業界から来てくれています。医療業界ではアウェイなバックグラウンドの人が多いです。

道なき道を行くことを楽しむ

株式会社アマテラス:今、このタイミングだからこそG-TACで働く魅力や、楽しみは何ですか?

植松:現在は、「国内初」のことを複数個やろうとしています。ようやく、ゲノム医療のプラットフォームができたので、その上に様々なものを乗せようとしているフェーズです。新規性があり、世の中にインパクトのある事業をリードできる魅力や楽しみがあると思います。

例えば最近実現したことだと、「特定の遺伝子に病的変異があると、その遺伝子がない人に比べると、乳がん罹患リスクが最大90%まではね上がる」と言ったことを特定する検査は、現在国内だと30〜50万円程かかります。
しかし、我々のプラットフォームを利用すれば、10万円程で受けられます。海外の先進的な技術を有する検査会社とアライアンスを組むことで、実現できたものです。
多くの専門医・医師からも取り扱いに前向きなご評価を頂いており、乳がん領域でイノベーションを創出していける基盤が整いつつあります。

道なき道を行くような人を求めるフェーズです。何もないところで道筋立て、動ける人にはとても楽しいと思います。

株式会社アマテラス:本日は大変貴重なお話ありがとうございました。

G-TAC株式会社の
掲載情報を見る

edited by 柚木 祐輔

優良ベンチャーのCEOと
直接つながる転職サイト

アマテラスに会員登録すると
ベンチャー幹部を志す人材と
優良スタートアップ
ベンチャーを繋ぐ転職支援サービスを
ご利用いただけます。

会員登録(無料)

グループサービス

「ママ」も「キャリア」も楽しむ
女性のためのお仕事サイト

ママテラスはキャリアを積んだ女性が
ライフステージを問わず働ける企業を
マッチングするサービスです。

お仕事探し