CEO INTERVIEWS

起業家インタビュー

Vol.16
2013年06月28日
Live Styles(ライブスタイル)株式会社 | 元代表取締役社長  松田 晋之介 氏

Live Styles(ライブスタイル)株式会社
元代表取締役社長 松田 晋之介 氏

"夢は世界一。
このtixee事業が歴史に名を刻んでくれればいい。
世界で一番最初にスマートフォンチケットを始めた、世界中が使った、それも世界一じゃないですか。"

はじめに

Mr.ChildrenやJリーグなどの大規模イベントでスマートフォンの「電子もぎり」によるオンラインチケットサービスが行われているのをご存じだろうか。

世界初のスマートフォンに特化した入場認証システムを開発し、イベント探しからチケット購入、当日の入場認証までスマホ上で行う画期的なシステムを開発したのが松田社長率いる株式会社Live Styles.

『夢は世界一』そう語る、松田社長に迫りました。

Live Styles(ライブスタイル)株式会社
元代表取締役社長 松田 晋之介 氏
(まつだ しんのすけ)

【経営者略歴】
1984年 東京都渋谷区生まれ
2010年 California State Polytechnic University Pomona卒業
2010年 カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、代官山プロジェクト→社長室所属
2011年 Live Styles株式会社設立

  • 事業分野

    web・アプリ

  • 事業内容

    オンラインチケットサービス「tixee」の開発、運営 イベントの企画・運営

  • 設立

    2011年5月16日

  • 企業URL

    http://livestyles.tv/

起業家紹介

松田 晋之介 氏

すぐ目の前に増田さん(カルチュアコンビニエンスクラブ創業者)という具体的目標がいた。

株式会社アマテラス:松田さんがスマホを使ったオンラインチケットサービスのLive Stylesを創業した背景を教えてください。

LiveStyles松田社長(以下松田):前職のCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)という会社にいたことが今の会社を創るきっかけになりました。CCCでは社長室という部署にいたのですが、創業者の増田社長のデータベースに対する考え方とデータベースビジネスを間近で見ていて、データベースを扱ったビジネスをやりたいなと思ったのが元々のきっかけです。

常に自分の生き方の中でキーワードが二つあって、一つは、漠然と世界一になりたいっていうのがあります。もう一つが、今しかできないことをやる。CCCに入ったのも、世界一になるっていうのと今しかできないことをやるっていうことで新卒でCCCに入ったんです。入社してから2年後に起業しようっていうのも決めていました。入社した瞬間からカウントダウンが始まっていたんですね。

世界一になるのであれば、他の人と同じやり方をしたら、絶対勝てないなと思ったんですね。データベースをぐわってもう集めちゃってるんで。でもそれって、過去のデータベースを集めることができるということなんですね。結果何をしたいかっていうと、お客様が未来に何をしたいかっていうことを最適化する、最適化した状態を出すってことをやっていたんですが、ゴールは未来を予測することなのであれば、過去から未来にいくのか、未来から未来にいくのかって、未来の方が距離近いし、確実におこる未来から未来を予測した方が、確か性が高いなって単純に思ったんですね。で、そういった情報を集められる商材はないかなって考えたら、チケットだったんです。

チケットはその趣味嗜好を持った人、その年齢性別の方が、お金を払ってその場所に行きますよっていう意思表示をするツールだと考えたんですね。で、ボリューム的にも、年間でチケットが売れる枚数っていうのが、けっこうなボリュームなので、データベース的にも面白いと。

かたまった人数がそこにいる、というのがある。なので、あとはその周辺の、例えばスタジアム、要は味の素スタジアムを集客マシーンだとした場合、その前後に5万人の方々がそのへん動くわけじゃないですか。そこに対して、例えば、クーポン送ったりだとか、その人たちが欲しいようなグッズを特別に買えるようにしてあげたりとかっていう、未来の行動データベースって僕らは言ってるんですけど、未来行動データベースを使って、未来を使う、未来をデザインしてあげようって。その未来行動データベースが過去のデータになったとしても、過去のデータが未来に使えるっていうのは以前経験をして知っているので、、よりデータベースの資産になるなって考えたんですね。

株式会社アマテラス:確かに今の紙のチケットってユーザーからすると特にデータベースを活用してマーケティングされている気がしませんね。購入する時に個人情報を提供しているにも関わらず。

松田:はい。すごくもったいないです。これまでのフューチャーフォンでは難しかったのですがスマートフォンというデバイスが出てきたのは僕たちはすごいラッキーだと思っています。紙のチケットであれば一枚発券した時に、また紙のクーポンとか出てきたらうっとおしいじゃないですか。ただ、電子チケットであれば、スマートフォンの中にチケットが入ってきて、同時に別フォルダに電子でチケットが何枚か入ってきて、別にうっとおしくはないし、リアルタイムでお客様にアプローチすることもできるので、それはスマートフォンチケットだから、さらに未来のデータベースを最大化できる。

フィーチャーフォンですとQRコードで入場認証していたんですが2点問題点がありまして、結果として大規模イベントに参入することができなかったんですね。

1つ目が、QRコードの読み取りがスムーズでないため入場スピードが遅い。
2つ目が、入場、読み取り端末が必要になるってことなんですよ。主催者が読み取り端末を用意しなきゃいけない。スマホだとこれは不要になります。

株式会社アマテラス:御社サービスの特徴として“電子もぎり”とありますが教えて頂けますか?

松田:入場時にスマホ上にチケットを表示して、会場の係員に提示してスマホ上でスワイプして「もぎって」もらいます。そうすると通信が走って、チケットが失効します。
対応時間内でないと対応できない仕組になっています。
通信で繋がっているため、入場者のプロフィールとか、データベース管理もできます。

チケットの可能性って、今まで入場認証だけだったんですが、これからはプロモーションツールになると思っていますし、グッズ販売とかそういうのもできると思ってます。

株式会社アマテラス:松田さんは起業の際にこのオンラインチケットサービス以外に事業候補はあったのですか?

松田:他は実はなくて。このビジネスモデル、データベースのところから逆算していって、たどり着いたのがここでしたね。楽天みたいECやるとか、SNSを作るとか、っていうのはなかったですね。

チケットビジネスに関心があったのはもともと学生の時に、自分でイベントをやっていてその経験も関係があったと思います。大学生の時にアメリカにいましたが全米の学生では一番大きいイベントをやっていたんですね。規模的には3~4000人の規模なんですけど年2回くらいやっていました。

“世界で一番”と、“今でしかできないこと”っていう二つのキーワードの元、ロスにいたんですけど、ロス周辺で世界一になれることってなんだろうって考えた時に、エンターテイメントしかないなって思って、エンターテイメントで今しかできないことって、50才とか60才になって、クラブのイベンターとか言いたくないなって思ったんで、じゃあハリウッドで一番でかいクラブイベントやろうと思ったんですね。そしたら世界一になれるか、そこで一番だったら世界一だって勝手に自分で決めてやってたんですね。

で、元々親が、ファッションショーのプロデューサーをやっていて、生まれた時からイベントの裏側とか、そういうとこにいたっていうのもあるのかなと思っていて、それがDNAを引っ張ってきたってところなんだと思います。

自身のキーワードの一つの“世界一になる”っていうところで、CCCで増田社長を見たときに、、時間を一秒も無駄にできないんだなっていう風に思う次元よりも、そんなの当然で、2・3代くらい前のDNAから持ってこないと、負けちゃうなと思ったんです。勝てないなと思ったんですね。そのくらい圧倒的だったんで、自分今まで何やってきてたかなって考えた時に、学生の時に取り組んでいたイベント事業が今の事業を取り組むきっかけかなと思います。

そして、CCCにぴったり2年勤めて退職、起業しました。

常にストレッチして、難しい仕事を取りに行きながら日々成長する

株式会社アマテラス:創業時は資金面では苦労されたのでは?

松田:はい。もう2年と決めていたので、逆算すると、僕が起業しなきゃいけない日、卒業する日って決まってるじゃないですか。なので、その時から、ちゃんとお金ももらえて、仲間もいて、オフィスもあって、っていう理想形を描いていたので、そこまでに必要な資金であったり、仲間っていうのは、準備していきました。起業前に事業計画を創っていろんなエンジェルの方にお会いしていて、投資案もいただいていて、最初はエンジェル投資資金で運営していきました。そのようなエンジェルに出会えたことはラッキーでした。

株式会社アマテラス:2011年創業なので今3年目ですが、これまでどんな壁にぶつかってきましたか?またそれをどう乗り越えてきたのですか?

松田:壁は、全部だと思うんですけど、人については苦労しました。元々ITというフィールドを選んだのですが、起業の中でも、自分がそのITバックグラウンドがないので、モノがないと。ビジネスって普通に商品作らなきゃいけないじゃないですか。ITを使ったモノを作らないといけないのにそれを自分で作れないので、それを作れる人間(システムエンジニア)探しっていうのがやっぱり大変でしたね。

株式会社アマテラス:どうやって創業メンバーを集めたんですか?

松田:まず、自分の中学の仲間がいたので、その人間と立ち上げをしました。
エンジニアについてはほんとに人伝えで集めました。ビジョンややりたいことを伝えて、そこに共感してもらう。他のベンチャー経営者も同じだと思うんですけど、それしかないと思います。“うちはお金はない、でも、すぐ作ってほしいっ”ていうすごく矛盾したオファーを出して。ただ夢はあるみたいな。それでコツコツ人を集めました。でも正直そこしかないと思います。そこのリアルなところを伝え続けるしかないと思う。

他には、成長過程において、求められるスキルであったりとか、クオリティもともに成長していくと感じていて、今までの体験上、事業が成長していけば周りのお付き合いできる方もどんどんレベルがあがって、変わっていくなと感じていて、そこの要求レベルにしっかり追いつく、もしくはプラスアルファで提供するっていうことをやり続けなきゃいけないじゃないですか。僕たちが想像しているよりも成長スピードが速いときがけっこうあって、そうすると、クライアントの要望に応えられなかったりとか、それはワガママとかじゃなくて、普通に仕事のクオリティであったりというところで。そこを自分たちが成長して解決していくのか、それとも、そこのレベルの人たちを引っ張って会社をまた大きくしていくのかっていうのは、成長の中ですごく難しいなと思います。自分自身でいえば、もう毎日あります。毎日変わっているような。

株式会社アマテラス:事業面ではどんな壁を乗り越えてきましたか?

松田:そうですね、ミスターチルドレンさんとか、万人規模を超えるような案件が入ってくるようになったんですね。そういった大規模案件を成功させることが壁でした。もし失敗したら全国のファンの皆さんに対してどうするんだとか、背負ってる責任感の大きさが、大きなプレッシャーとしてありました。

ですが、その分リスク対策という点や、考え方の深さなど大きな仕事をしながら学ばせてもらいました。おかげさまでここまで大きなトラブルはなくきています。イベントを目の前にしてこの案件はミスったらやばいなっていう本能が働くんで、しっかり事前準備をしています。
ベンチャーって最初の方は急成長を続けるんで、それに対しての自分たちの成長が追いつくか追いつかないかが本当に大事だと思ってます。

敢えてストレッチして仕事を取りに行っている部分もあります。例えば、その時、プロダクトとして間に合ってはいないんだけども、開催する際には、開発が間に合ってるであろうものに関しては、無理して取りにいく訳ですよね。日々無理して。
お客さんには“大丈夫です”って言って(笑)。その時大丈夫であれば大丈夫って言う定義のもと、日々成長していくのがベンチャーだと思うんで。

どのような仕事を取るのかも戦略的に考えています。ただ大きいものを取りにいく訳ではなくて、例えば、音楽であれば、5万人くらいの案件、全国ツアーレベルの案件をやっているアーティストの中で、どのアーティストを取るべきなのかっていうリスク回避もあると思います。

そして自分たちのキャパシティよりも大きな規模を少しづつ狙っているという感じです。今日より明日、明日より明後日みたいな。

目下のターゲットしてはアリーナクラス。アリーナの全体の30%くらいをうちのチケットでやりたいなというのはありますね。ドーム・アリーナでは、全体の10%くらいは、今回のミスチルさんでやらせてもらってるんですね。その3倍くらいを目指して。

ライブに一人でも多く人を運びたい

株式会社アマテラス:御社はどんな社会的課題を解決する会社ですか?

松田:ライブに一人でも多く人を運ぶ役割だと思っています。何を解決してるのかっていうと、チケットを買いやすく行きやすくというか。イベントチケットを買いやすく、イベントにもっと行きやすくするというのがあると思います。

なぜ今までこういうサービスって出てこなかったというのはスマートフォンがここまで普及していなかったというのが一つあります。僕らはスマートフォンのプラットフォームに大きくのっかっているサービスなので。

株式会社アマテラス:御社にも競合はいらっしゃると思うんですけど、その中で御社がミスチルとか格別いいイベントを獲得できている理由は?

松田:営業力に自信があるっていうのが一つあります。もう一つは、業界全体がチケットが電子化されるであろうという漠然とした考えと内なるニーズがあって、各主催者さんに話をすると“こういうサービスいいよねっ”てところから始まるんですね。
プレゼンすると、“これこれこれっ!”て。それは直感的で、理解していただいて。

ただ、同じサービスを他社が作ることは可能だと思います。LiveStylesは先行した部分がありますし、営業力の強さを少し具体的にいうと、事務所さんと直接お話ができて、公演をいただくことができる力です。そういうフィールドに強い人間が途中からジョインしてくれて。それも、人のところですよね。

株式会社アマテラス:今後はどうやってオンラインチケットサービスを普及させていくんですか?

松田:まずは、ユーザー数を増やすことが一番だと思っていて、それはイコール我々の場合だとアプリのダウンロード数につながるんですね。で、アプリを使う時っていうのは、チケットを使う時が主なので、やはりそのチケットの購入数というのが大事になってきます。で、チケットの購入数というのは、どれだけ人気のコンテンツを自前の営業力で持ってこれるかというところが大事になってきていて、それはうちの長所、特徴でもある営業力で取ってこれるところに関しては取りにいく。

そして例えばアーティストのファンページとかにうちの電子チケット購入のバナーなどを貼らせてもらう。個人のお客さんからすると最初はちょっと怖いんで、普通は選ばないんですよね。ただ、紙のチケットだと郵送料が600円かかったりするんですね、大きいイベントだと。でもうちはかからないんで。そういう価格メリットがあります。

一方で電子チケットは本当に安全なのか、怖いなっていう認識があるのでそのあたりも解決していかないといけない。そういうのはちょっとずつこちらが知名度を上げていくっていうところしかないかなと。あと、そのお客様が、怖いな、どうしようかなと考える回数をどれだけ年間増やせるかというか、要はその人の目に入る頻度を増やしていけば逆に安心してもらえるのかなと。

実際に一度電子チケットを使ってくれたお客さんは全然スムーズにリピートします。
あとは電子チケットを使うっていう常識を作るかどうか,そこですよね。

株式会社アマテラス:今でいうと電子チケット市場ってどのくらいの大きさですか?

松田:電子チケット市場は全体の5%くらい,チケット市場が1.3兆円といわれていて,それの5%くらいだと思いますね。
Jリーグのチケットにも少しづつ参入しています。昨シーズンでいえば昨シーズンのベガルタ仙台対FC東京戦など。これは完売してスムーズにいきました。今年は7月にコンサドーレ札幌の試合でもやりますよ。

株式会社アマテラス:ユーザー数をどんどん増やしていくというお話がありましたら定量的な目標はありますか?

松田:来年2014年に50万人くらいにはしたいと思ってます。
とても速いスピードで成長率は毎月出しています。

株式会社アマテラス:収益の上げ方は?

松田:1枚につき,99円プラス決済手数料(5%)が入ります。

株式会社アマテラス:今後、データベースを蓄積してそのデータをどのように活用したいというのはあるのですか?

松田:今まで直接お客様のデータベースはプレイガイドさんが抱えてしまって,主催者さんにお戻しすることがなかったんですね。要はいちプレイガイドに全部個人情報が集まっているようなものです。そしてその情報は大手会社のファンクラブに提供されるくらいだったんですね。そういったデータベースを管理画面というかたちで,こちらがご提供させていただいて。まあ,普通のECと一緒ですよね。どの主催者でもご自身の参加者の基本属性と,あとは,直接メールとか,直接プッシュ通知が送れたりというようなサービスを展開していきたいと。

株式会社アマテラス:LiveStylesの経営課題は?

松田:直近でいえば人材採用ですね。良い人材を積極募集中です。特にエンジニアは量も質も不足していると思います。営業人材も必要としています。イベント向けの売り込みができたり、チームをちゃんと作って人を育成できるようなリーダータイプの方がいいですね。まだうちはベンチャーなので即戦力人材希望です。

求める人材 『フィーリング・センス・笑い』

株式会社アマテラス:御社で活躍する人材はどのような人ですか?

松田:よく遊ぶ人間,今まで遊んでた人間は活躍しますよ。自分はその筆頭だと思うんですけど(笑)。よく遊んでた人間というのは仕事をしっかりしますが大体抜き方がうまいじゃないですか。要は仕事してるとみせて,「いつ休んでるんですか」とか言われる人に限って,けっこうちゃんと遊んでたりするじゃないですか(笑)。

あと、朝令暮改をちゃんとわかるというか,朝言った事をすぐ昼ひっくり返すなんて、すさまじい時間軸でベンチャーって進んでると思うので,当然の話だと思うんですね。大企業の6時間と,スタートアップの6時間って5倍くらいスピードが違うと思っていて、ベンチャーの6時間って大企業の3・4営業日くらいだと思うんです。3・4日くらいで状況すぐ変わってるんで,言った事がすぐポーンと変わるのは当たり前なんですよ。そこにちゃんと対応できる企画提案をできる人間っていうのを強く求めますね。同じスピード感でいてほしいってことなんです。

ただ、ころころ変わるっていうのは柔軟性だと思っていて,やることの軸はぶれちゃいけないと思うんです。

株式会社アマテラス:御社の採用で大事にしていることで『フィーリング・センス・笑い』というのがあると伺いましたがこれについては?

松田:お話させていただいて,一緒になにかやろうと思った人間で,居心地の悪い方とあんまり一緒にいれなくて,能力が高いけど性格が合わずに我慢するっていうのは,僕はちょっと無理で,少なくとも人として好きになれる人と一緒にいたいということです。
直感のような感覚ですがそこは大事にしてます。失敗もたくさんあるんですけど,それで(笑)。こればかりは難しいですよね。

夢は世界一、とにかく世界一になりたい。

株式会社アマテラス:松田さんの夢を教えてください。

松田:夢は世界一(笑)。
とにかく世界一になりたい。なんでかっていうと,僕ってホントにアホな日本人だと思っていて,ただ,自分ができたんだから他の日本人もできるでしょってことを証明したいんですね。それは,アメリカにいた時に,自分みたいなアホ学生が,でも全米で一番大きな学生のイベントができるんだよっていうのを,日本人コミュニティの中じゃなくて,ハリウッドのど真ん中で実績としてわかりやすく証明したかったんですね。これから留学してくる子たちとか,今留学してる子たちに見せたかったんですね。で、やったというのがあって,その後,ちゃんとそのイベントは今も続いていて,フォローしてくれてる学生がいるんですね。その体験から,やっぱり自分はそういう役割が好きだし,そういう役割なのかなと勝手に思っていて,そこから世界一というのはずっとあるんです。

あとはやっぱり後悔してほしくない,自分自身が後悔したくないということの裏返しで,今しかできないことをやる。

株式会社アマテラス:今はこのオンラインチケット事業で世界一になりたいというということかと思いますがどこまで行けば世界一ですか?

松田:どこまできたら世界一なんですかね(笑)。
ちょっと冷めてしまってるかもしれないですけど,歴史に名を残したいというのが常にあって,だからこのtixeeっていう事業が,歴史に名を刻んでくれればいいと思ってるんですね。自分史じゃなくて,世の中全体として,未來の電子チケットは,tixeeがディファクトスタンダードになりましたっていうのでもいいと思うんです。それを運営してるのが,もしかしたら僕じゃなくてもいいかもしれないんです。ただちゃんと形が残って世界中が使った,世界で一番最初にスマートフォンチケットやった,それも世界一じゃないですか?

ただこれが残らないと意味がないと思っています。じゃあ究極,成功というのが,このサービスがしっかり残り続けることなんだとすれば,成功イコール松田がやり続けることじゃないと思ってるんですよ。要は地球に対してどれだけ新しい価値を提供できたかっていうのが一番大事だと思うんで。要は世の中どれだけ便利になったかだと思うんで。だから,そこに関して,LiveStylesであり続けなきゃいけないとか,っていうところに強く縛られたりというのはあまりないですよね。

株式会社アマテラス:海外展開については?

松田:これは世界に展開するためにやっているサービスで,今,グローバルスタンダードを作るために,世界でチケットに対するニーズや要求が一番厳しい,一番高いレベルを求められる地域でやっているという意識なので,東京でやってるんです。だからもうすでに世界展開はしているという風に自分では考えていて,多国化展開というところでアメリカとかシンガポールっていうのは特許もその辺は押さえていて,考えてます。
次はアメリカ・シンガポール・タイには伏線をはってます。タイにもスマホユーザーめっちゃ多いですよ。あと,フェイスブックユーザーとても多いんですよ。

株式会社アマテラス:松田さんありがとうございました!

edited by 藤岡清高

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