CEO INTERVIEWS

起業家インタビュー

Vol.53
2016年07月13日
自然電力株式会社 | 代表取締役   磯野 謙 氏

自然電力株式会社
代表取締役  磯野 謙 氏

"我々のポリシーは結局最後に社会の為にどうなるか、まで考えることです。
そういう意味では起業してからの5年間、ひとつひとつの意思決定で妥協したことが1つもないです。"

はじめに

前回、自然電力の磯野社長と対談させていただいたのは、2年半前(2013年秋)。当時、社員30名程で、ドイツの自然エネルギー会社juwiとのジョイントベンチャー事業を立ち上げたばかりの自然電力は、社員数100名を超える企業になった。
「エネルギーで世界を変える」を経営理念として掲げる磯野社長の視野はグローバルに、そして100年という時間軸で事業を構想している。
企業の成長に伴い、磯野社長の考えはどう変わっていったのか、その変化を聞いた。

自然電力株式会社
代表取締役  磯野 謙 氏
(いその けん)

【経営者略歴】
新卒でリクルートに入り、広告営業を担当。
2011年6月自然電力を設立し、代表取締役に就任。
主に地域産業と連携した事業開発を担当。慶應義塾
ニューヨーク学院、慶應義塾大学環境情報学部卒業。
コロンビアビジネススクール・ロンドンビジネススクールMBA

  • MISSION

    エネルギーから世界を変える。

  • 事業分野

    サステナビリティ

  • 事業内容

    太陽光・風力等自然エネルギー発電所の開発・企画・コーディネートなど

  • 設立

    2011年6月

  • 社員数

    106名(2016年2月時) 自然電力 51名 juwi自然電力 45名 juwi自然電力オペレーション 10名

  • 企業URL

    http://www.shizenenergy.net/

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起業家紹介

磯野 謙 氏

変化していく自然エネルギー市場。対応していくには。

株式会社アマテラス:前回のインタビュー(2013年秋)から2年半程度経ちました。現在の自然電力の事業概況を教えていただけますか?

自然電力株式会社 代表 磯野謙(以下、磯野):2013年1月にドイツの再生エネルギー会社juwiとジョイントベンチャー、再生エネルギープラントの建設会社を始めています。その後の変化としては当時九州中心だった事業が日本全国に展開しています。同時に、今は海外でも事業が始まっておりまして、フィリピン等東南アジアを中心に取り組んでいます。一方ビジネスモデルの変化という意味では、プロジェクトディベロッパーからEPC(Engineering, Procurement and Constructionの略で、プラント建設の設計・調達・建設)、メンテナンス事業、発電事業、ファンド事業等も始まっており、事業が多様化しています。以前は弊社の与信の問題でお付き合い頂けなかった有名企業さまと取引きをいただいています。

それができるようになったのは実績だと思います。やはり信頼は積み上げていくしかないです。ひとっ飛びではどうしても信頼は築けないので、実績とともに会社のレベルが変わってきたと捉えています。

小さい実績を積み上げていくと規模も大きくなって、その取り扱い金額も大きくなってきます。そうなって初めて経済的にもより大きな基盤を持つ会社さんとお付き合いできるという地道な努力です。

対談する自然電力 磯野社長(左)とアマテラス藤岡

株式会社アマテラス:以前、インタビューした時の記憶だと御社の強みとしては、juwiさんとの技術的提携を活かして、他社の発電プラントよりも発電効率が高い、ということがありましたが、その強みは今も効いていますか?

磯野:そこはもう均衡してきています。もう発電効率の部分は大きな差別化にはなりません。あの時は差別化要因になりましたが、起業から5年経ち、市場や環境が変わってきました。ここ3年で太陽光だけで6兆円ぐらいの市場が出来て、つまり6兆円の資産が発電所に投入されました。一気に6兆円に伸びたので、多くの会社が参入してきました。発電効率など、技術的なノウハウは競争が激しくなってくると真似されるので、技術的ノウハウの表面的な強みはなくなりつつあります。一方で新たなものにスピーディにチャレンジしていく社風は強みになっています。最近では、大手企業とパートナーを組んで事業展開をしています。例えば某大手不動産アセットマネジメント会社と組んで、400億円程のファンドを作りました。今必要だと思うものを素早く展開していくところは変わっておらず、それが今の自然電力の大きな強みですね。

風力発電事業も素早く展開しました。今、社員は全部で100余名いるのですが、そのうちの約10名が風力を担当しています。当初は未経験者が多かったのですが、どんどんプロジェクトを作っているので、やはり挑戦する力、やりきる力というのは私たちの強みだと思います。

株式会社アマテラス:社員が2年前から3倍以上に増えていて、これは経営スピード上、プラス・マイナスのどちらに作用していますか?

磯野:絶対プラスですね。この再生可能エネルギーの世界で生き残るにはスピードしかないんです。スピードとコストがやはり大事で、特にスピードというところに関しては、人もメンバーも増えたのに加え、実績ができて信用もされるようになったので速くなりました。

株式会社アマテラス:お客さんから見た時に「自然電力さんはスピーディだよね」と思われるのは、具体的にはどういうシーンなのでしょうか?

磯野:例えば、今手掛けている風力のプロジェクトは通常だと3—5年かかるのですが、僕らは1年で開発、許認可を全部取り終えて、2年目の来年に着工です。圧倒的なスピードだと思います。

株式会社アマテラス:そのスピードの差はどこから生まれるのでしょうか?

磯野:特に産業ノウハウの部分です。これは競合が出てきても簡単には真似できない部分です。太陽光は結果として多くの企業が参入してきましたが、風力やそれ以外の再生可能エネルギーへの参入はかなり難しいです。というのも許認可や合意、技術等、プロジェクト開発が難しく、そのレベル感が太陽光と全然違うからです。我々は自然エネルギー、再生可能エネルギーに対して本気だっていうことがそこにつながっていると思います。多くの会社が副業で太陽光に参入している一方、我々は本業として太陽光に取り組み、その分野で成長してきました。そういう意味で自然エネルギー分野での我々の産業ノウハウは有利に働いていると思います。

株式会社アマテラス:産業ノウハウというのは政府、自治体のやりとりやドキュメンテーション能力や技術的ノウハウなどのことでしょうか?

磯野:はい、その全部です。ドキュメンテーションも技術も地域との合意も全部必要になってきます。メンバーが経験すればするほどノウハウとして貯まっていき、それが差別化になっていくイメージです。シンプルですが、太陽光に集中しているからころ、このスピードを出せるのです。

熱がこもる磯野社長

急激な社内環境変化。企業は子育てだという割り切り。

株式会社アマテラス:社員が急速に増加し、磯野さんの社員へのマネジメントの部分で変わったことは何でしょうか?

磯野:僕が直接話せる人数が決まっているので、社員数が増えると直接会話をするメンバーの割合は減ってしまいます。そういう意味で、間接的なマネジメントになってしまうケースも多いですが、組織が大きくなるとそうなるものだと思っています。

社員数が急激に増えた時はビジョンが浸透していない等の問題が出てきて、その頃は僕の中にも迷いがありました。例えば、社内の方針について色々な意見が出てきたとします。その頃は、多様な意見が出てくることはすごく大事だし、できるだけ尊重したいと思っていました。そういったスタンスは今も変わらないのですが、一意見の捉え方は僕の中で少し変わってきたと思っています。

これは例えばお母さんの子育てに似ていると思います。最初に子供が出来た時、お母さんは赤ちゃんと自分がイコールだと思っているようですが成長して子供は1つの個になっていく。例えば僕だったら、最初は僕=自然電力でした。ですが今はもう「自然電力君」という独立した存在になっている。僕たちが価値ある再生可能エネルギーの事業を展開していく為には、「こういうことが大事だよね」とか、「これは、確かに意見としてあるかもしれないけど、今これはできないよね」とか、丁度お母さんがお子さんを躾けるようにはっきり言い切ることにしました。

それによって、ビジョンが浸透してきました。山の頂上は見えていますが、登り方がいろいろあると思います。いろんなやり方を尊重しなくてはいけないと思ったのですが今の僕らには多分ひとつしか登り方がないんです。それで、この登り方しかないよね、ということを、言い切れるようになったのは僕のマネジメント上の大きな変化ですね。

株式会社アマテラス:100パーセント確信があるかどうかはわからないけど、トップが決めないと組織が迷うことがある。

磯野:そう、そういうことです。僕が決めきれなかったことが、チームに迷惑をかけて、不満が生まれ、ビジョンが見えない、ということになってしまっていた。それは言い切らなかったことが原因だったと思っています。

株式会社アマテラス:社員数が数名から30人の時でしたら別にあうんの呼吸でお互い理解できますけど、50人、100人になってくると、そうも行きませんからね。 

人を育てることも自然電力の強みの一つだと語る磯野社長

社会全体を相手にする事業だからこそ求められる多様性。

株式会社アマテラス:自然電力の特徴としては、外国籍の社員や60代社員、シニアの方が多いということがありますが、このような組織にした理由は?

磯野:2013年からこのような人員構成にしてきています。
我々の大事にしているポイントは「エネルギーから世界を変える」というビジョンを掲げ、自然エネルギーで社会の課題を解決するということです。もちろんエネルギーの問題に取り組むのは一番大事ですが、他に取り組もうとしていることのひとつが多様性です。日本の弱さ、国際競争力をどんどん失っていることに対するひとつの理由は、多様性がないことだと思っています。また多様性と言っても色々ありますが、例えば国籍を例にとると、現状10~11カ国の方が自然電力で働いています。

株式会社アマテラス:社員数は100余名ですよね。日本のベンチャーでこの社員数でこれだけ多国籍なのは、なかなか無いと思います。

磯野:そうですね。元々そういう組織を作りたいと思っており、最近それができ始めています。ただ言葉の問題とか難しさは正直あります。あと日本を作ってきた世代の知恵をちゃんと若手にも引き継いでいきたいと思っていて、60代の方々をメンバーに入れて、技術やいろんなノウハウが伝承されるような仕組みを作ろうとしています。社員の20%強ぐらいは、60代の方ですね。

株式会社アマテラス:そういった60代の方が御社で活躍するために工夫していることはありますか? 

磯野:実務レベルでは色々難しいことはあります。パソコンが使えない、英語ができないということはありますし、またジェネレーションギャップで言葉の理解が若い年代と少し違うというのも感じます。例えばそもそも上の世代だと「多様性」という言葉自体が正確に伝わらないこともあります。マスターズ(私たちは、いわゆる“シニア”の方々を尊敬を込めてこう呼んでいます。)世代になかった言葉は、想像以上に色々あって衝撃です。グローバル化を広げていくにあたり、「日本では」と言ってしまうこともあります。それは年配者だけではなく、日本しか知らない人は「日本ではこうなんだ」という表現をしがちです。たとえイタリアで同じこと起きていても「日本ではこうなんだ」と日本人は言います。

多様性は必要だと信じる磯野社長

磯野:マスターズや外国人など様々なバックグラウンドの人を取り込むことで、マネジメントには他企業よりコストと時間がかかっていると思います。例えば、ペラ紙一枚の資料ひとつとっても、日本語と英語を併記しなくてはなりません。あとは字を大きくしなくてはいけない等細かいところまで配慮は必要です。しかし、中長期的なアウトプットを見た時に、最終的には色んな人がいたほうが良いものが生まれると信じてやっています。ですから多様性を受けいれる、ということには時間とコストをかけています。

またマスターズや外国人を積極的に取り込む別の理由としては我々の事業の特徴や事業へ責任感があります。

エネルギー事業はインフラ企業ですから、短期的に儲けて利益を取る、ではない経営をしています。僕たちはプロジェクトがひとつ終わったら、その発電所を20年間稼働させなければいけません。そういった見えない責任が非常に大きく、押しつぶされそうになる時もあります。ですが我々は本当にエネルギー企業になりたいと思ってやっているので、20年間稼働させるためには妥協できません。

そのために地域や社会全体を巻き込んで賛同してもらえる事業を作らなければいけません。当然地域には年齢が高い人もいるし、社会を巻き込むためには多様な人々の賛同が必要です。そこに対しての責任感というのは、すごく大きくなったと思うし、それは我々しかできないことです。2013年、アマテラスさんからインタビュー受けた頃はそれが思いだけでしたが今、少し形になってきて本当に責任を負ってきました。それが我々のプライドでもあるし、若い世代だけでは達成できない事業になってきました。

仕事を通じて対応する人たちの中には社会の長(おさ)的な人も出てきますし、そういう人を説得して、共生していかなければいけません。その人たちと向き合うためにシニアの力は不可欠で、多様性を尊重する組織をまとめきれなかったら、もっと多様な人々がいる社会に対してインパクトを出せないと思っています。

株式会社アマテラス:御社には大手コンサルティングファーム出身、投資銀行出身の方など、飛びぬけて優秀な若手メンバーも入社してきていますが、採用力向上でどのような工夫をされていますか?

磯野:HRチームに人が増えました。あと初期の頃からやってきていた取り組みとしてPRをすごく大事にしています。それが根ざして社会に広まってきたと思います。
例えば様々な新聞に取り上げていただいています。うちは広告をほとんどやらないという方針でやっていて、PRを大事にしています。もし本当にマスを取りにいくときには、広告も選択肢として有効なのでしょうけど、僕らはいろんな分野で尖らせていかなければいけないので、そうすると広告という手段はあまり有効ではないと思っています。自分たちで自分たちを宣伝すると、それを嫌がる優秀な人たちもいると思っているからです。

日本や世界で自然エネルギーを増やす為に何ができるかという責任感

株式会社アマテラス:この2年半で会社の成長とともに磯野さん個人で変化したことはありますか? マインド面ですとか、プライベートも含めて。

磯野:日々幸せだなと思って僕は生きています。自然エネルギーを仕事にできているということは、最初にこの世界に入った時には実現が難しいように思うこともありました。買い取り制度等の政策的な後押しもあり、ここまで事業が成長できました。また会社が大きくなったので、本当に日本や世界で自然エネルギーを増やす為に何ができるかという責任感は前より強くなってきました。

時代も変わってきました。去年のCOP21(気候変動枠組み条約第21回締約国会議)のパリ協定の影響も大きいと思いますが、日本の電力大手も変わり始めています。社会全体が自然エネルギーは、やらざるをえないという状態になってきて、大企業が本気になりました。最近は日経新聞等を読んでいても、一週間のうち数回出てくる程のテーマになりました。
大手商社が洋上風力事業を始めたり、林業企業が再生可能エネルギーベンチャーに出資したり、本当に大手企業が本気になってきている感じがします。

自然エネルギーを取り巻く環境は劇的に変化しつつある

株式会社アマテラス:大手企業が再生可能エネルギービジネスに力を入れてきている中で、自然電力さんはその中でどのような立ち位置で戦っていくのでしょうか?

磯野:再生可能エネルギーに社会的な注目が集まっても、僕たちの強みは変わりません。スピードと実行力。それらを強みにできる企業は残念ながら日本にはあまりないと思います。大手企業は競合ではなくパートナーだと考えています。彼らにはお金はあるけれども、スピードと実行力については僕たちに強みがあると思います。スピードと実行力は、今の日本社会で解決しなくてはならない課題そのものだと思うんです。我々は今、そこを補ってきているので、ほとんどの大手企業さまは我々のパートナーになりうると考えています。
大手企業がお金を出して我々が実行するという枠組みです。実際それで動いている事業や案件があります。クレジットファイナンス等の出し手になるのが彼らで、我々がプロジェクトを組んで実行しています。

特にプロジェクト開発力で強みを発揮しています。土地を確保して、許認可を取って、地域で様々な利害関係者がいるので調整をする。この部分はとても困難を伴うものですが、再生可能エネルギーを日本で増やしていく、という自然電力の本気度がスピードと実行力に繋がり、強みになっていると思っています。

「エネルギーから世界を変える」という世界観の手応え

株式会社アマテラス:「エネルギーで世界を変える」というビジョンの達成度は現在どのぐらいですか? また手応えを感じるのは、どういう時ですか?

磯野:達成度は3パーセントぐらいです(笑)我々の最後の目標は、国のエネルギー政策に対してどうやってインパクトを与えるかということです。国や自治体の方々と話している時に、その場所の近くで自然電力の開発プロジェクトが動いていて、自然電力さんの開発はいいよね、と言ってもらえることが増えてきたことですね。
地元の方や金融機関の方など多方面から名前を出していただけることが多くなりました。僕は直接聞くことはなくて、間接的に部署のメンバーから聞くのですが、そういった話を聞いた時は、すごく嬉しいなあと思います。自分たちのポリシーをブラさずやっていて、それが評価をされる時は一番やっていてよかったなと思います。手応えはそこですごく感じますね。

株式会社アマテラス:「やってきたことは間違いないな」と実感する時ですね。

磯野:そうですね。ポリシーをブラさないということで言うと、この5年間でひとつひとつの意思決定で妥協したことが1つもないです。例えば資本がそうです。自然電力には今、ジョイントベンチャーを組んでいるjuwiを除くと、他企業の資本が入っていません。ですから自分たちのやりたい世界観で事業を進められていて、かつ、大手企業のパートナーが何社かいて、それも我々の世界観に理解を頂いて、我々が作るスキームの中で一緒に取り組んで下さっている。

例えば、今会社の売り上げを支える大きなプロジェクトの一つでは、その売上の1パーセントから0.5パーセントを地域に還元することをポリシーとして決めています。再生可能エネルギーを使って、どうやって地域に還元しようかと常に考えています。売り上げを減らす話なのでパートナーとの協議など難しいこともありますが、そこも一切妥協していません。
我々のポリシーは結局最後に社会の為にどうなるか、というところを考えています。ちゃんと考え尽くせば、みなさんに否定されることはないと思っていて、それが会社の実績として出てきたことで、言っていることとやっていることが段々と一致してきました。まだまだ足りていない部分はありますが手応えはすごく感じています。僕が現役の間にできるか分からないですが、「エネルギーから世界を変える」ことは、小さい単位であれば思っているよりもずっと早く達成できるかもしれないという感覚があります。本当にいろんな方の期待を背負って自然電力は前に進んでいると感じています。

ビジョン「エネルギーから世界を変える」から逆算したポリシーを語る 磯野社長

株式会社アマテラス:今、海外でも事業展開をしているということですが、日本での事業モデルは海外でも通じるという手応えはありますか?

磯野:ありますね。大事にしていることは通じます。今海外はフィリピン等で展開していますが、フィリピンの事業は、もう完全に地域開発です。その一部を僕らが担わせていただいています。

エネルギー分野で何かやりたいと思ったら、どんなことでも挑戦できる

株式会社アマテラス:今、このタイミングで自然電力に参画する魅力を教えてもらえますか?

磯野:やはり創業5年目の会社でこれだけの社会的なインパクトを残せる事業に関われることだと思います。また再生可能エネルギー分野で何かやりたいと思ったら、どんなことでも挑戦できるという感覚はありますね。
今、日本だと電力の小売りとかもありますし、本当に大きな規模の新規事業ができる可能性があります。「ちょっと新規事業やります!」という感覚ではなくて、本当に世界に影響を与えていく。我々のそのスピード感と実行力を、この産業で持ち続けられる会社はそんなに数多くないと思っています。
それ以外でも例えばファンドを作りたいという考えも、パートナー企業と組むことによって半年で実現させました。やはり企業として実績ができてきたので、きちんと発想して、実行しきれば、何でもできると思います、本当に。自分たちだけでやろうとすると出来ないことでも、良いパートナーシップを組みながらやれば、少なくともこの産業においては、できないことは何にもないんじゃないかなと思います。いきなり「今日は飲食店やります」みたいなこと言われるとできないかもしれないですけど(笑)再生可能エネルギーの分野であれば、気持ち次第で何でもできる環境だと僕は思っています。

株式会社アマテラス:逆に、自然電力に向いてない人というのはありますか?

磯野:向いてないのは、もう言われたことやるっていうだけの人です。もちろんオペレーションする為に、ちゃんと実行することは大事なので、それ自体は否定しません。ですが、やはり常に新しい価値をどう生み出すかという思考がないと難しいと思います。

あとは短期的な利益を求めてしまう人は向いていません。僕らはそもそも短期的に何かをしようという話はしません。事業のスパンは長いです。物事を広い視野で長期的に見れることは大事だと思います。

株式会社アマテラス:貴重なお話ありがとうございました!

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edited by 又吉陽二郎

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