CEO INTERVIEWS

起業家インタビュー

Vol.37
2015年06月03日
株式会社Misoca(ミソカ) | 代表取締役/執行役員  豊吉 隆一郎 氏/奥村 健太 氏

株式会社Misoca(ミソカ)
代表取締役/執行役員 豊吉 隆一郎 氏/奥村 健太 氏

無駄が嫌いで紙をなくしたいのに、どうしても紙で書き送らなければならなかった請求書。
こんな仕組みは5年後にはなくなるだろうと思い、クラウド請求管理サービス『Misoca(ミソカ)』を立ち上げました。

我々はプログラムを通じて無駄を省き、未来にあるべきものを自分たちで作っていきたいと思います。

はじめに

請求書を書き、郵便で送る。そして請求書の売上を表にして管理する。私を含めた個人事業主・中小企業にとって多くの時間が割かれる事務作業で、時には営業活動を削ってまで行わなければならない面倒な作業だ。

そんな悩みを解消すべくリリースされたのが、クラウド請求管理サービス『Misoca(ミソカ)』。データを入力してボタンをクリックするだけで簡単に請求書の作成から郵送・表計算データへのエクスポートまで行ってくれるこのサービスは瞬く間に評判を呼び、今やユーザー数は3万を超えるまでになった。今年からは中日ドラゴンズでも使われるなど、大企業へも広まりを見せている。

『Misoca(ミソカ)』を立ち上げた豊吉社長および2014年に入社した奥村執行役員に、生い立ちやサービスリリースのきっかけ、今後の狙いについてインタビューしました。

株式会社Misoca(ミソカ)
代表取締役/執行役員 豊吉 隆一郎 氏/奥村 健太 氏
(とよし りゅういちろう/おくむら けんた)

【経営者略歴】
代表取締役 豊吉 隆一郎(トヨシ リュウイチロウ) 氏
岐阜県出身。岐阜工業高等専門学校 電気工学科を卒業。卒業後Webのシステム開発で独立。
個人事業としてWebサービスの開発や売却の実績を積み、2011年6月に株式会社 Misoca (旧:スタンドファーム株式会社)を設立。
クラウド請求管理サービス『Misoca(ミソカ)』の開発・運営を行う。

執行役員 奥村 健太(オクムラ ケンタ) 氏
愛知県出身。京都大学工学部卒業。会計事務所勤務を経て、株式会社Misoca(ミソカ)の事業に参画。
多数の経理事務コンサルティング実績を元に、Misoca(ミソカ)を通じて中小企業・個人事業主における事務作業の大幅な効率化を支援する。

  • 事業分野

    金融・Fintech

  • 事業内容

    クラウド請求管理サービス『Misoca(ミソカ)』 の運営

  • 設立

    2011年6月2日

  • 社員数

    8名(2015年6月時点)

  • 企業URL

    https://info.misoca.jp/

起業家紹介

豊吉 隆一郎 氏/奥村 健太 氏
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ものづくりに親しんだ少年時代。ロボットコンテストでプログラミングにはまる

株式会社アマテラス:豊吉さんの生い立ちや学生時代について教えていただけますか?

株式会社Misoca豊吉社長(以下、豊吉):岐阜で生まれて3人兄弟の長男です。父と祖父がものづくりが好きで、何でも自分で作る人でした。ものづくりをするための小屋を借りて、わざわざカヌーを作るような人で、木工の道具が家に揃っていました。

何かをして遊ぶ時も、水鉄砲で遊ぼうとなると、祖父が自分で竹を切ってきて昔ながらの水鉄砲を作ったり、釣りをしようとなると、釣竿を買ってくるのではなくて紐と針を買ってきて釣り竿を作って釣りをしました。
そのような環境のため、「売っている物って自分で作れるんだ」と、子どもの頃から思って育ちました。

祖父は定職に就いたことがなく、岐阜なので、柿を作ったり山菜を採ったり、今もワラビ農家みたいなことをやっています。
父親もサラリーマンを辞めて一時期お店を経営していました。

サラリーマンではない独立した生き方が身近にありました。
このような生き方があることを小さい頃から知っていたので、自分も大きくなったら独立して生きた方が面白そうだなと思っていました。

ものを作ることが好きだったので、中学校の時にテレビでやっているロボットコンテストに出たいと思って、出るにはどうしたらいいのか調べて、高専を知りました。高専に行くと決めて、岐阜高専に進学しました。
コンテスト出場は、校内の選考もあって、出場すること自体難しいのですが、幸運にも2回程出場できました。そのうち1回は僕もチームのメンバーでプログラミングを担当して全国準優勝するという経験をしました。

テレビにも映りました。ロボコンは高専生のため甲子園のような大会です。両国で決勝トーナメントなのですが、負けたチームはわんわん泣きます。私も泣きました(笑)。

ちょうどその頃インターネットが普及し始めて、プログラムってこんなに面白いのかと思うことができて、どんどんインターネットでのプログラミングにのめりこんでいきました。

株式会社アマテラス:高専卒業後の就職はどうされたのですか?

豊吉:学校を卒業したら普通に就職すると思っていましたが、いざ就職活動が始まってみると、就職活動にすごく嫌気がさしてしまいました。面接に行ってみると、みんなが思ってもないようなことを口にしているように僕には見えた。
「御社にすごく興味があって昔からこの仕事をしてみたかったです」「ビジョンに共感して」といった言葉がほんとに信じられなくて。

あと、高専はちょっと特殊で、いい会社に就職しやすいようにある程度枠があって、最後のテストの結果次第で推薦してもらえました。
いい就職先に推薦をもらうためにテストを頑張るような仕組みに疑問を感じて悩んだ結果、休学して1年間オーストラリアに行きました。

オーストラリアに来てみると、こちらの人は全然働いてないと感じました。3ヶ月間ホームステイしていた家のお父さんは子どもがいるのにその間に2回ぐらい転職したり、みんな昼からのんびりサーフィンしていました。

学生の時は、大人になると社会人になって、そのままおじいちゃんになるまでガツガツ働く、というイメージがありましたがオーストラリアで感じたことは、適当でも子どもは育てられるし、幸せな家は作れるんだな、と。そこで頭にリセットがかかりました。そうしてオーストラリアから帰国しました。

学校に戻ると、卒業研究だけすればいい時期があり週1程度行くだけでした。そんな中、ウェブの仕事をたまたまもらって仕事をするうちに「こうやって自分は生きていける」と思えるようになりました。その仕事を継続し、拡大する形で独立しました。

株式会社アマテラス:若くして独立に踏み切れた理由は? 不安や恐怖もあったと思います。

豊吉:どちらかというと「就職しないほうが面白い。」、そういう気持ちでした。
踏み切れたのは、単に若さです。また、高専は知識というよりも学び方を教えてくれるような学校だったので、もし自分のウェブの知識が全然通用しなくても、また別なことを学んでやればいいやという、自信がありました。どうせなら面白いことにチャレンジした方がいいなという感じですね。

最初の仕事はオークションの出品代行で、商品を写真に撮ってオークションに出すというものでした。1品のオークション代行でもらえる報酬額は100円程度で全然儲からない。
でも、その取引していた会社が様々な商品を輸入をしていたりして面白い会社で、時給計算すると全然割に合わないのですが自分の勉強になると思って「やらせてください。」とお願いしてやっていましたね。
それが10年ぐらい前、2004年・2005年ぐらいです。その頃「ITやっています。」と言うと「ホリエモンを目指してるのか?」と必ず言われましたね。

独学で身につけた知識でチャンスを掴む

株式会社アマテラス:オークション出品代行事業から今の事業にどのように発展していったのでしょうか?

豊吉:その頃は岐阜で仕事をしていました。仕事をもらっていた会社が名古屋で運営していたカフェがありましたが、そこのカフェの店長が逃げてしまい、「代わりに店長やってくれないか?」と言われました。「面白そうだしやってみます。」ということになり名古屋に引っ越して、カフェの店長をやりながらそこのウェブサイトの管理もすることになりました。

そこで半年ぐらいカフェの店長をやっていました。
そのカフェは、結構本格的なところで、朝行って、コーヒーの豆を焙煎して、豆の仕入れもしました。時折、ふと冷静になって「自分はなんでコーヒー焙煎してるんだろう、、」と思うこともありました。忙しいけど名古屋に友達もいなくて、給料がいいわけでもない、何かおかしいなと。

そんな中でも、システムの勉強は夜中に頑張ってしていました。ウェブのシステムプログラミングはできるようになりたいと思っていたのです。

たまたまカフェの社長の知り合いが、名古屋のジャパンベストレスキューシステム株式会社(http://www.jbr.co.jp/ 現在東証一部上場。以下「JBR」)の榊原社長と知り合いでした。JBRは生活トラブル解決サービス「生活救急車」を全国展開している会社で、ガラス・水まわり・カギ・パソコンのトラブル解決に対応しています。ある時、JBRの榊原社長が来て「君、ウェブできるんだよね?」と言うので、「はい、できます。」と答えたことがきっかけで仕事を手伝うようになりました。
当時のJBRのウェブサイトは、一応ホームページはありましたが受注をするためのサイトではなかったので、そこを一括して自分がやりますと言って仕事をし始めた感じです。

上場を目の当たりにして仕事に対する意識が変わっていった。

株式会社アマテラス:ウェブスキルは独学でしたが通用しましたか?

豊吉:夜中に独学で勉強していたレベルのスキルでしたが、「できるか?」と言われたら「できます。」と言うしかないですよね。そういう立場ですから。
そこからJBRの寮にも入れてもらって、オフィスに机も借りて、上場直前の時だったので、ウェブの売上を伸ばすぞということで、一緒に混じって毎晩泊まり込む勢いでやっていました。私がウェブの責任者で社員の人がサポートでついていました。

ゼロから苦労して立ち上げたので、最初の受注の電話がかかってきた時はよく覚えています。
SEOもすごく力を入れて、会社の知名度がどんどん上がっていきました。上場して売上が年間で数億というところまで僕らのチームだけでやりました。

JBRには「今、鍵が開かなくなりました。」といったトラブル相談が個人の方から電話でかかってきます。フリーダイヤルの番号をどこに載せたらいいのかとか、どうしたら電話してもらえるのかを工夫しながらウェブサイトを構築し、売上をどんどん伸ばしていきました。

そこで会社が上場して大きく成長していくのを目の当たりにして、上場やベンチャーってこういうものなんだと感じることができました。上場時のお祝いパーティーにも参加させてもらったり、ストックオプション行使して高級車を購入している社員を見て、「いいな。こういうのを自分もやってみたいな。」と思いました。そこから自分の仕事のやり方を切り替えて、ちゃんと会社にしたいと思うようになりました。

勉強会を立ち上げて、仲間を増やす。

株式会社アマテラス:JBRの上場後はどのような活動をされたのですか?

豊吉:まだ全然技術力がないことと自分に仲間がいなかったので、まず仲間を増やそうと考え、共同創業者の松本と一緒に『CSNagoya』というITの勉強会を立ち上げました。

当時、名古屋でITの勉強会は全然なかったのですが、とにかく僕らがIT勉強会では1番になろう、良い勉強会をつくろうと毎週開催していました。
最初は全然人がいなかったので、自分1人で開催することもありました。とにかくウェブサイトを更新して、「今日はこんなことやりました。」という内容を更新していけば参加者は増えていくはずだと考えました。それを4年ぐらい続けて、最終的には参加者100人ぐらいのコミュニティに成長しました。

そして、勉強会の運営だけではなく、いろいろなウェブサービスを立ち上げて他の事業会社に売却したりしているうちに自信も付いて来て2011年に会社組織にしました。

株式会社アマテラス:ベンチャーの仲間集めは特に最初が一番大変ですが、共同創業者の松本さんと知り合ったきっかけは?

豊吉:一人だとなかなか勉強が進まないので、JBRとは全然関係ないシステムの会社にアルバイトみたいな形で行かせてもらっていたのですが、そこにいたのが彼です。それから勉強会を彼と一緒に立ち上げてずっとやってきて信頼関係を築いていきました。

Misocaは「誰もやらないんだったら自分でやる」、「面倒くさい」から生まれたサービス

株式会社アマテラス:会社を立ち上げて最初はどんな事業をされていたのですか?

豊吉:最初は、PeaTixのようなイベントの管理サイト、開催支援サイトをやっていました。というのも、私が毎週勉強会の後、懇親会をセッティングしていて、お金を集めたりするのが面倒くさかったので、そういうサイトがあればいいのにと思って作りました。

でも、PeaTixができたタイミングと僕らが開発していたタイミングが全く同じで、さらに僕らが開発してる間に似たようなサービスが2個も3個も出てきた。半年ぐらい運営してみたのですが、我々はマーケティングに強い訳じゃないので、これはちょっとうまくいかないなと。

その後、別のサービスをやってみようということで始めたのが今のMisocaというサービスになります。

株式会社アマテラス:どうやってこのMisocaというサービスにたどりついたのですか?

豊吉:個人事業主時代から、私自身が請求書を送るのが面倒くさいと思い続けていました。特に無駄が嫌いなので紙をなくしたいと思っていたのですが、請求書だけはどうしても相手の都合で紙で必要でした。最初はコンビニまで行ってUSBを差して印刷していました。それも1回間違えるともう1回行かないといけない。
私自身も困っていましたし、これを全国の人が今郵便ポストに行って印刷してやっていると思うと、これは変だな、こういうことは5年・10年したらなくなることなのでは、、、誰もやらないんだったら自分でやってみようかな、と思ったのがきっかけですね。

今後は請求書をベースに、見積もりや支払いまでをオンラインで完結する仕組みを提供していきたいと思っています。その辺は紙の時代から進化してないところだと思うんですよね。せいぜいPDFになったか、なってないかみたいな進化のところなので。

株式会社アマテラス:ニーズはあっても、実際にサービスを使ってもらうまでは壁があります。最初にMisocaをユーザーに使ってもらうまでの苦労について教えてもらえますか?

豊吉:「クラウドにデータ預けるなんて不安だよ。」と言われるかと思ったのですが結構すんなり使ってもらえました。それなりに苦労はありましたけど、うちだとボタン1個で1通180円で郵送までできるので、特に小規模のところだと、社長が印刷してポストのところまで行くことを思うと圧倒的に便利だねということで。スマホ、iPadだけで切手代を含めて郵送まで完結するのは便利ですよ。

最初はいろいろな口コミやTwitter等で広がっていきました。ネット上に書いたら、ジャーナリストで有名な佐々木俊尚さんが拾ってくれてわーっと拡散したり。あとはTechCrunch Tokyo2011というイベントのスタートアップバトルにも出させてもらいました。
最初はスタートアップやフリーランスを中心に広がりました。

シェアを拡大して新しい請求サービスへ

株式会社アマテラス:Misoca事業の現状を教えてもらえますか?

豊吉:ユーザーが毎月10%以上で増えていまして、大体3万ユーザーさんにご登録いただいています。毎月4000ユーザーずつぐらい増えているので、この1年ぐらいでユーザーさんは3倍ぐらいになりました。

他の会計サービスと違うのは、自社で完結せずに取引先あってのサービスだということです。取引先とその取引先をつないでいくサービスなので、そういう意味でネットワーク外部性が働くので、先ずはシェアを取りたいです。シェアを取ることで提供できる新しい便利な可能性があると考えています。

業界内でも、クラウドの請求サービスだと一番になりましたし、請求金額は毎月何十億という規模になってきています。より便利な未来の請求や、ただ単に自社だけでデータを使っていただけではできないようなサービスを今後提供していきたいと思っています。

今できることでいうと債権保証、回収保証をかけられます。
事前に審査を、オンラインでポチっと押してもらうと、相手先の信用状況などをうちの提携先の方で確認することができます。
一定の手数料は頂きますが相手が倒産したり未払いのリスクがあっても代わりにお支払しますよということを提供しています。その辺は人材系のサービスや、特に先払いを行うような業種には喜んでいただいています。

株式会社アマテラス:当面のMisocaの目標を教えてもらえますか?

豊吉:まずは請求を便利にして、印刷してポストに行くような人を1人でもなくしていくというところが1つ。

あとは、その前の取引の部分をもっと簡潔にしたい。例えば、ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングサービスを使うと、書類をやりとりせずにシステム内で全部が完了しますが、そのようなサービスを提供していきたいですね。
クラウドソーシングサービスの良さはフリーランスの人でも規約に守られて安全に取引ができることです。相手が支払わないのでは、、という不安もあったり、NDA(秘密保持契約)も業務委託契約も締結していないですが、そのあたりを簡単に手間なく提供していきたいですね。

定量的な目標でいうと、今の3倍くらい、年内に10万ユーザーを目指しています。

その実現のために必要な経営課題としては、採用ですね。まだまだエンジニアが少ない。名古屋で活動しているので、採用に関しては東京のように競合が激しいわけではなく有利だなと思っています。けれども、今後さまざまな機能の開発の準備を進めていく中で、もっと人材が必要です。その後のデータの活用というところでも、かなり専門的な知識が必要になってきます。その辺はチャレンジブルな分野でもあると思うので、力を貸してくれる人がいっぱいほしいと思っています。

自分自身の悩みでいうと、請求書の未来、5年後、10年後はどうなっていくのか、いろんなことが考えられます。それを私自身が見誤ると、みんなを楽しくない方向に連れて行ってしまいます。
だから、とにかくいろんな人の話を聞いたり、情報を集めながら、みんなが得するような、社会に還元できるようなサービスに、正しい方向へ進んでいくということを怠ってはいけないと思っています。

未来にあるべきサービスを自分たちでつくっていきたい。

株式会社アマテラス:今後、請求書のオンライン化以外のところでやっていきたいことはありますか?

豊吉:軸としては「無駄を省く」とか「未来にあるべきものを自分たちでつくっていく」というところです。それが楽しさやモチベーションの源泉になっています。それを軸に別のサービスというのはありえるかなと思います。

例えば、近い分野になりますけど、契約の部分は日本はかなり遅れています。
海外だとそういうスタートアップも出てきていて、Adobe自身もPDF上での契約というサービスを展開しています。

日本だと、書類に印鑑押して郵送で回します、となりますが、そのAdobeのサインシステムを使うと、単にPDFで回して、皆さんの署名は電子署名をしてもらう。電子署名は単に画像を貼りつけるとかではなくて、きちんとその人しかできない暗号化の方式を使って、いつその人がサインをして、それ以降改ざんされてない、ということを保証できる技術的な仕組みがあります。そういったサービスを提供していきたいですね。
例えば、日本でNDAは多分1日1万通ぐらい、いろんな会社を行きかっている。それはすごく無駄だと思っています。

株式会社アマテラス:私もその面倒な契約手続作業をやっています。紙で打ち出して、印鑑押して発送して、、なんとかしたいですね。

豊吉:面倒くさいですよね。電子署名はDocuSignとかEchoSignというサービスがあります。今、先進的なベンチャーだと取り入れて、それでサインはもういいよねという形にしています。

プログラムを通じて、世の中を効率化していく仲間を求む。

株式会社アマテラス:Misocaの求める人物像について教えていただけますか?

豊吉:まず僕たちと一緒にやっていけるということが大事だと思っています。プログラマーだとある程度そういう素質があるのですが、無駄なことが嫌いとか、効率化したことにやりがいを感じるような人というのが大前提です。
あとは一般的な話になりますけど、僕たちはやっぱり技術の話が好きなので、学ぶこと自体が楽しいとか、技術そのもの自体を楽しめる人たちだと一緒に楽しくやっていけるだろうなと思いますね。

うちはまだ少人数の組織なので、あまり階層化もされていません。会社内で言っているのは、自己組織化された組織にしていこうということです。1人1人が考えられるように、できるだけ情報も共有していくし、みんなの意見もちゃんと聞く、発言しやすい雰囲気作りを大事にしています。自発的に動ける人と言ってしまうと、ありきたりになりますけど。

年齢は、何歳でもいいですがやはり僕らと近い年齢で、20代から30代前半ぐらいの人たちだと、より一緒にやっていて楽しいというのがあるかもしれないですね。

株式会社アマテラス:Misocaで働く魅力を教えてください。

豊吉:うちの会社のいいなと思うところは、常に自分たちで改善していく仕組みがつくられているところです。
「こういう風になったらいいのにな。」とか「今週こういう風に困ったな。」とか、そういうのを誰かが言った時に流していくんじゃなくて、じゃあそれはこの週次のミーティングに回そう、それは開発ミーティングに回そう、とか、日報の仕組みを使ったり、朝会の仕組みを使ったり、必ず拾って解決していく。
新しいやり方がいいんじゃないかという提案があったら、それはどうだろうな、、ではなくて、とりあえず1週間やってみようかとか、1回やってみようとしていく。

全員が全体をよくしようとトライアンドエラーを繰り返すという文化ができているので、そこがすごく面白いし、経営者としては安心というか、任せて大丈夫だなと思える。そこはうちの強みというか、面白いところだと思いますね。

最高のライフワークバランスがとれた環境が整っている。

株式会社アマテラス:Misocaさんに参画することになった背景や会社の魅力について、奥村執行役員から教えていただけますか?

奥村:僕は生まれも育ちも愛知県で、就職で愛知県から離れていましたが、4年ぐらい前にUターンで名古屋に帰ってきました。

もともと地元で若い勢いがある人たちと仕事がしたいなとずっと思っていて、豊吉とはこの会社に入る2年ぐらい前に一回会ったことがあって、その縁もあって参画することになりました。豊吉はもともとプログラマーをやっていて、ビジョンがすごく面白いなと思って。ITが世の中を良くする、フリーランスを良くする、そういう考えにすごく共感しました。

前職は会計事務所で働いていて、いろんな会社を見てきましたが事務作業の非効率な部分には僕もすごくイライラしている部分がありました。僕自身も経理業務の改善コンサルのような仕事をやっていたので、そういうところにITツールをバンと入れて一気に改善できるというのは、世の中に対するインパクトも大きいですし、こういうツールが世の中に広まったら面白いなというのが一つのきっかけでした。

もう一つは、やっぱり地元で、名古屋でこういうチャレンジができるというところも大きな魅力でした。僕も家庭があって子供もいますが社長自身がすごく子煩悩というか、家庭を大事にする。働くといっても家族があって当たり前、家族があっての働くということをすごく大事にしている。
うちはメンバーが若いですけど、家庭を持った人間たちが、ワークライフバランスじゃないですけれど、家庭を大事にしながらそれでも新しいものつくっていこうという、そういうスタンスでやっているのですごく働きやすいです。そういう意味ではほんとにすごくいい環境で自分も働けているなと思います。

豊吉が言ったようにプログラムを通じて無駄を省くとか、そういうことに興味がある人はほんとに楽しんで仕事ができると思います。

株式会社アマテラス:労務環境よさそうですね。

豊吉:いいのか悪いのか、7時ぐらいには全員帰ってる感じですね。私は6時に帰ります。私が一番最初に帰る日がしょっちゅうですね。

あとは、リモートワークを自由にしていいことになっています。「今日、妻の調子悪いのでリモートでやります。」とか「今日は会社行きたくないのでカフェでやります。」みたいなのは、ほんとに自由です。
ベンチャーキャピタルとのミーティングもSkypeでやったり。いい人材が名古屋で見つからなくて、東京にしかいないのであれば、東京で採用する。
今も技術的なアドバイザは東京にいて、毎日のミーティングにGoogle Hangoutsで参加してもらっています。
岐阜にもリモートスタッフがいて、その人は男性で主夫として家事をやっていますが、その家事の合間に、ビデオチャットをやりながらうちの仕事に参加してもらっています。

ただ、リモートワークは誰でもできるものではないと少し感じています。仕事は仕事みたいな形で自分でコントロールできないとか、家だとなかなか集中できないとか、そういうのもあったりすると思うので、そういう人にはちょっと向いてないかもしれないですね。

株式会社アマテラス:豊吉さんと奥村さんの夢を教えてもらえますか?

豊吉:私は自分のことをプログラマーだと思っていますので、自分の書いたコードで世の中を変えていったり、人の生活を良くしたり、本当に役に立っているなと思えるので、そういうことをどんどん続けていきたいです。
そして、新しい技術を学ぶのが楽しいので、それを続けていくこと自体が夢かもしれないですね。

奥村:僕は最前線に立つタイプではないので、後方サポートは何でもやりますみたいな感じで、ほんとに夢を追ってチャレンジしてる人のバックグラウンドで、前線を応援できたらいいなと思ってますね。

株式会社アマテラス:最後に、名古屋で働くメリットを教えてください。

豊吉:デメリットでもあるんですけども、良くも悪くものんびり仕事ができる。
他の人がゲームでいくら儲かったとか、今こういうのが流行ってるだとか、そういうことに流されずに、自分たちのやりたいこと集中して取り組んでいけるというのがメリットだと思ってます。

株式会社アマテラス:素敵なインタビューありがとうございました!

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edited by 藤岡清高

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