研究者のキャリアを捨てるのではなく、新しいキャリアと掛け合わせて稀少な人材へ

マイクロ波化学株式会社事業開発室室長 菅野雅皓氏

今回のインタビューは、マイクロ波化学株式会社の菅野雅皓氏にお話を伺いました。
菅野氏は研究者として日米で研鑽を積み、博士号を取得された後にアマテラス経由でマイクロ波化学に転職されました。事業開発という研究者とは全く違った分野へのキャリアチェンジだったにも関わらず、着実に新たなキャリアを築かれている大変な努力家です。

インタビューでは、研究者のスタートアップ転職やキャリアチェンジに関するお話を中心にじっくり伺いました。研究者の方にとっては、なかなか他では知ることのできない貴重な情報が満載です。

菅野雅皓氏

事業開発室室長
菅野雅皓氏

慶應義塾大学大学院理工学研究科を修了後、2012年4月旭化成株式会社に入社。微生物による化学品製造の事業化に向けた基礎研究開発として、微生物の遺伝子改変・代謝設計に従事。
微生物を用いた次世代製造技術開発のため、会社指名による2年間の米国研究留学。当技術の進展だけでなく、学術面でもNature姉妹誌に化学論文発表、日経バイオテク掲載、博士号取得など、専門性を大きく向上。
2018年7月、アマテラス経由でマイクロ波化学株式会社に転職。

マイクロ波化学株式会社

マイクロ波化学株式会社
https://mwcc.jp/

設立
2007年08月
社員数
64名 (2022年4月末時点)

《 Mission 》
100年以上変わらない化学産業にイノベーションを起こす マイクロ波プロセスをグローバルスタンダードに
《 事業内容 》
マイクロ波技術プラットフォームを活用した研究開発からエンジニアリングまでのソリューション提供

軟式テニスと勉強に熱中した高校・大学時代

アマテラス:

研究者の転職事例として参考になると思いますので、まずは菅野さんのこれまでのご経歴をお聞かせいただけますか?

マイクロ波化学株式会社 事業開発室室長 菅野雅皓氏(以下敬称略):

中学までは地元の公立に通っていました。高校から慶應の附属に入り、そのまま大学院まで進学しました。高校・大学では軟式テニス部に所属し、ずっとテニスのことばかり考えているような日々でしたが、勉強も好きで試験勉強などもしっかりやっていました。今考えると、「これは面白いな」と思ったことに関してはかなり熱中するタイプで、その対象がテニスと勉強だったのだと思います。

理系を志したのは高校の恩師の影響です。小・中学校時代は理科が大嫌いだったのに、その恩師の影響でいつの間にか化学が好きになり、大学では理工学部に進学しました。
理工学部の中にも物理、化学、生物などいくつかの選択肢があるのですが、私は生物学を専攻しました。1年生のときに医学部の先生の講義を受講したことがきっかけで生物への興味が湧き、その流れで2年生から生物学を専攻することにしました。

大学院修了後、インターンで働いていた旭化成に入社

アマテラス:

大学院まで進学され、そこから旭化成に就職されたと言うことですが、その背景についてお聞かせいただけますか?

菅野雅皓:

一般的に生物系、特に私大は就職が厳しいといわれており、私も就職活動は多くの企業を受けました。旭化成にはインターン生として1か月ほどお世話になったことがあり、自然体でいられる社風がとても気に入っていました。運良く先方からも評価していただき、入社の運びとなりました。

その後マイクロ波化学に入社して、同じ化学品メーカーでも会社によって全く雰囲気が違うことが実感できるようになりましたが、今思えば、旭化成の繕わない自然体な社風は私にはとても合っていたのだと思います。

アマテラス:

旭化成ではどのような業務を担当されていたのでしょうか。

菅野雅皓:

中央研究所に配属され、私は生物を使ったものづくり技術の開発を担当しました。先端研究ということで大変な部分もありましたが、新しい強みを作っていくために世界の最先端と組むという会社方針のもと、アメリカの大学の研究室に留学派遣していただく機会もいただきました。

幸い派遣留学先で良い研究結果が出て、帰国後は九州大学で博士号を取得させていただきました。大学に通って実験をしながら博士号を取得するのが一般的ですが、私はアメリカでの研究成果を中心とした審査を経て博士号を取得しました。キャリアを断絶させず、企業で働きながら取得できた点で、私はとても恵まれていました。

事業開発をするために転職を決意

アマテラス:

転職を考えるきっかけは何だったのでしょうか?

菅野雅皓:

留学先で一定の成果を上げ自信が付いてきたことで、自分は何をやりたいのかを考えるようになりました。先端技術を使った事業を作ることに興味がありましたが、自分一人の能力ではビジネスを興すことは難しいとも思っていました。

ちょうどその頃、あるプロジェクトにアサインされました。大企業では当然のことですが、私は生物の専門家として技術を見て、プロジェクト全体を統括し、技術を事業に昇華させていく事業開発は別の方が担う、というように役割分担が明確でした。現実のプロジェクトは、技術だけでなく様々な要素が絡み合う総合格闘技のようなものです。これを、全メンバーを巻き込めるような企画としてまとめ、具体的なアクションを促す事業開発の方の様子を見て「今の自分には到底できないが、こんなふうになりたい」と強く思ったことが転職を考え始めるきっかけでした。

アマテラス:

転職先は、最初からスタートアップに絞ったのでしょうか?

菅野雅皓:

いいえ、元々は戦略コンサルや大企業の事業開発部門などを検討していました。色々と検討する中で、技術を使った新しい事業の立ち上げに直接コミットできる、スタートアップを見るようになりました。結果的には、最も良い選択をしたと思っています。

経営者の迫力とビジョンに惹かれてマイクロ波化学に転職

アマテラス:

マイクロ波化学に転職を決められたのは、どのような理由からでしょうか。

菅野雅皓:

CEOの吉野の迫力に圧倒されたという一点です。
会ったときに「この人の元なら絶対に力を付けられるし、凄いことができそうだ」と率直に思いました。少なくとも私がそれまで出会ったことのないタイプで、面接ではとにかく圧倒され、「ビジネスの最前線にいる人はこんな感じなんだ」と、感情が揺さぶられた記憶があります。会社や取り扱っている技術への関心は後からついてきました。

また、化学業界を変えようというビジョンにも魅力を感じました。化学業界ならば同じように感じる方は多いかもしれませんが、ものづくりの方法を変えるのは簡単なことではありません。メーカーとしての供給責任や安全確保という前提があり、変化することのハードルやリスクが高いからです。そんな中に新技術を投入し、変革を目指そうとしている姿勢には感銘を受けましたし、現在のやり甲斐にも繋がっていると思っています。

アマテラス:

一方で、決めるにあたって不安を感じることはありませんでしたか?

菅野雅皓:

今回のキャリアチェンジで失敗したら、キャリアとして下り坂になって行くのではないかという不安はありました。この会社で失敗したら、仮に研究開発に戻れたとしても何らかの妥協はしていかなければならないだろうと想像していましたね。

ただ、慶應時代の友人にスタートアップ経験者が意外に多く、彼らから「何とかなるよ」と背中を押してもらえたのはラッキーでした。大企業の友人に相談すれば「どうしてそんなリスクを取るの?」と言われ、理解が得られないのは分かり切っていましたから。そう言った意味では人脈に助けられたと感謝しています。

事業開発1期生としてアライアンス業務を担当

アマテラス:

マイクロ波化学入社後の菅野さんの業務について教えて下さい。

菅野雅皓:

事業開発を担当しています。当初は吉野と塚原という共同創業者の2人が現場に出て、事業開発を担っていましたが、事業の拡大に伴い私が事業開発担当者1期生として入社した形です。

一般的にも事業開発という言葉には様々な定義があると思いますが、当社の事業開発の場合は、化学メーカーをはじめとする様々な企業とのアライアンス締結による事業拡大と、事業化までのプロジェクト推進が主な業務になります。これによって、マイクロ波プロセスを世の中に広めていきたいと思っています。

また、企業とのアライアンス締結とは別に、ビジネスチャンスがありそうな分野では、企業とのアライアンスに依存せず自社での技術開発も行っています。2022年4月からは事業開発室という部署が発足し、現在は4名でこれらの業務を担当しています。

魅力はビジョンの素晴らしさと「小さな起業」を数多く経験できること

アマテラス:

実際に入社し、働いてみて感じる魅力や面白さはどんなところにあるとお考えですか?

菅野雅皓:

1つめはビジョンの素晴らしさです。化学業界に産業革命を起こせるようなことにチャレンジしている会社はなかなかありませんし、大きな魅力だと感じています。

また、スタートアップは特定の新素材や製品にフォーカスした選択と集中型の事業を行うところも多いと思うのですが、当社は「マイクロ波」という汎用性の高い技術を中心に据え、それをプラットフォームとして幅広い領域に進出しています。マイクロ波という技術を提供しながら、パートナー企業と一緒に新事業を作りますので、小さな起業のような経験をたくさんできるところが面白さや強みではないかと思います。マイクロ波の利用シーンは幅広く、どんどん新しいアプリケーションや引き合いが来るので、飽きないです。

アマテラス:

その「小さな起業」についても、社員に任せてもらえる社風なのでしょうか。

菅野雅皓:

任せてもらえます。代表の吉野は「正解はひとつではない」とよく言うのですが、意図的に曖昧さを残す考えを持っているのではないかと思います。これは技術の広がりの可能性も背景にあると思いますが、あえて曖昧さを残した状態で私たちに裁量を与えることで、予期せぬイノベーションを誘発しているのではないかと思っています。

部長・役員クラスと対等に話せるようになり成長を実感

アマテラス:

2018年7月に転職されて3年半ほど経ちましたが、ご自身の成長や市場価値を実感されることはありますか?

菅野雅皓:

商談においては、相手は部長以上、役員クラスの方などが出席されることも多いのですが、そういう方々と当たり前のように話ができるようになったとき、自分のレベルや能力が上がったと感じます。汎用的なスキルセットを得て、何とか生きていけるだろうと思えるようになったのも、自分一人ではビジネスを興せないと思っていた旭化成時代とは明らかな違いです。

アマテラス:

どうやってそれらのスキルを身に付けられたのでしょうか。

菅野雅皓:

吉野と塚原が失敗させてくれたこと、成長を待ってくれたことが大きいと思います。私の場合は特に研究者から事業開発へのキャリアチェンジだったので、初めの1年や1年半はあまり貢献できていなかったはずですが、我慢して何度も場数を踏ませてくれました。そして何より、常に目の前に2人のロールモデルがいたことも幸運でした。彼らの思考プロセスや動作を参考にしながら、少しずつできるようになったのだと思います。

大きなキャリアチェンジならではの苦労の数々

アマテラス:

今のお話にもありましたが、菅野さんは大手からスタートアップへの転職、さらに研究者から事業開発へと大きなキャリアチェンジをされています。転職されてみて想定外だったことや違和感なども多かったのではないですか?

菅野雅皓:

たくさんありました。研究者は専門性を武器に課題をいかに解くか「手段」にフォーカスします。そのため視点や議論も局所的になりがちですが、事業開発は、さまざまな専門性や役割のハブ的存在として、全体俯瞰や本質思考が強く要求されるため、最初は大変でした。

また、以前は会社が設定したゴールや正解に向かって突き進む能力が求められていたと思います。しかし、転職後は「正解はない」「菅野さんはどうしたいのか」と、課題設定そのものを問われることが多く、はじめはドキッとしたことを覚えています。正解がないという気持ち悪さや、自ら課題を設定し解決しなければいけない緊張感に、なかなか馴染むことができませんでした。

要は、スキルセットだけでなくマインドセットの問題もあったわけです。出来ない理由を考えるのではなく、どうすれば困難を打破するかという意識を常に持って行動しなければいけないのに、こういったマインド自体を持ち合わせていなかったことを痛感させられました。

ただ、事業開発をやりたいという希望を持ってこの会社に転職したわけですし、ここで絶対に失敗できないという思いもありましたので、気合いで食らいついて勉強していましたね。

転職のタイミング - 25歳では技術力不足、35歳では体力不足

アマテラス:

年齢的な部分はいかがでしょうか。菅野さんは30歳で転職されましたが、このタイミングについてはどうお考えですか?

菅野雅皓:

私自身は、ちょうど良い時期だったと思っています。転職のタイミングが35歳の今だったら体力的に難しかったと思いますし、逆に旭化成で3年程度働いたころに転職していたら、それはそれで早すぎる気がします。私自身が技術者として胸を張れる成果が出たのは6年目で、この技術の武器がない状態で転職しても中途半端な結果になると思うからです。顧客の多くは、旭化成時代の私のように化学メーカーで研究開発をされている方々ですが、旭化成で一定の経験を積んだことで顧客心理や購買行動を把握できていることも、私の大きな強みになったと思います。

アマテラス:

35歳では体力的に難しいというお話ですが、結構ハードワークでしたか?

菅野雅皓:

そうですね。研究しか知らない人間でしたから、市場調査や資料作成など基本動作も含めて勉強しなければならないことは山積みで、いくら時間があっても足りないという状態でした。一方で、初めの頃にがむしゃらに頑張ったから、このペースで成長できたのだろうとも思います。

転職先はまずは絞り込まず、色々な可能性を検討する

アマテラス:

転職活動について、もう少し詳しく教えて下さい。どう動けば良いか分からない転職希望者も多いと思いますが、どんなところからスタートすれば良いでしょうか。

菅野雅皓:

まずは色々な会社を見てみることをお勧めします。先ほども少しお話ししましたが、私も初めはコンサルや大企業の事業開発部門などを回っていましたし、それらの会社を見ていなければスタートアップという最適解にたどり着けなかったと思っています。また、スタートアップ転職を決めてからも色々な会社とお話しすることでマイクロ波化学の相対的な良さを見付けることができましたので、とにかく間口は広めに取るのが良いと思います。

アマテラスオフィスでのインタビューの様子。菅野さん(右)と聞き手の弊社藤岡(左)

スタートアップ見極めのポイントは直感と頼れるアドバイザーの存在

アマテラス:

スタートアップにも様々な会社がありますが、信頼できる会社を見極める際のポイントを教えて下さい。

菅野雅皓:

ひとつは直感を大事にすることです。転職活動中は色々な会社や肩書の方とお話しすることになると思いますが、そのときに「ちょっと変だな」という違和感を見過ごさないことだと思います。これは私自身、今の仕事でも大事にしている感覚です。

もうひとつは頼れるアドバイザーの存在です。スタートアップの転職サイトも色々ありますが、私はアマテラス社を利用して本当に良かったと実感しています。多くのスタートアップを見て来られた中から厳選したスタートアップを紹介しており、私に合うところを薦めていただけたことで、スタートアップ転職というリスクのある決断をするに当たり、安心して利用することができました。

研究者のキャリアチェンジは「掛け合わせ」を意識して

アマテラス:

研究者のバックグラウンドがあり、スタートアップ転職を考えていらっしゃる方へのアドバイスもぜひお願いします。

菅野雅皓:

研究者から事業開発へ転職する場合が主になりますが、研究者という軸は絶対に強みになります。研究者のキャリアを捨てるのではなく、掛け合わせるという意識で転職活動をすると良いと思います。企業での研究開発と事業開発をいずれも経験している人は、特に国内ではまだ稀少だと思いますから、必ず転職の強みになるはずです。

それから、これは研究者に限りませんが、「スタートアップに行けば面白いことができる」などと淡い期待や勢いだけでこの世界に入るのは、好ましくないと考えています。スタートアップ転職にはリスクも伴いますので、時間を掛けて多面的に検討することをお勧めします。スタートアップは甘い世界ではありません。自分がやらなければ仕事が進まない、逃げ場の無い状況は多々ありますし、1人前になるまで何年も待ってくれることもありませんから。

アマテラス:

転職後の給与はいかがでしたか?

菅野雅皓:

入社時はさすがに前職並みとは行きませんでした。ただし、面接の際、当時の私には評価してもらえる事業開発スキルが無いことはストレートに伝えられ、自分には今会社に提供できる価値がないのだとしっかり理解した上で入社したので特に不満はありませんでした。

入社後は成果に応じて評価をしていただき、それに伴い給与や役職、権限も上がっていきました。成果を上げることができれば、給与は後から実力どおりについて来るものだと思っています。

コロナ禍ではプラスの影響の方が圧倒的に多かった

アマテラス:

こういう時期ですから、コロナ禍についてもお聞かせ下さい。会社にとっても菅野さんご自身にとっても、新型コロナウイルス感染拡大によって様々な影響があったのではないでしょうか?

菅野雅皓:

これまでは対面でお会いしていたものがインサイドセールスに切り替わったことで、ウェブ画面を介してお会いできる方が一気に増えました。業務量も増え、そして業績も向上しました。営業としては良いことの方が圧倒的に多い印象です。

また、対面では表情や声色で何となく相手の感情が推測できていたものが、ウェブ画面越しでのコミュニケーションでは難しくなりましたから、自分の言葉の意図などをかなり丁寧に説明するようになりました。コミュニケーションスタイルの変化も、結果的にはプラスで、自身の成長につながったと考えています。

政府のカーボンニュートラル宣言が会社の追い風に

菅野雅皓:

他方、コロナ禍で各社が研究開発投資を止めたことで、当社も一時的に業績が落ち込みました。
しかし、2020年12月に政府が「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定し、あらゆる製造プロセスの電化・脱炭素に向けて社会が動き始めたことで、当社の業績も一気に回復しました。コロナで苦しみ、カーボンニュートラルで回復したという形です。

一時的に業績が悪化したときにはコストの削減や営業スタイルの見直しなども行いました。毎月ウェブセミナーを開催するようになり、私も講師を務めているのですが、毎回化学メーカーや食品メーカーなどから50〜100名程に参加頂きます。これをきっかけとした引き合いもあり、業績にも貢献しているようです。このように、環境変化に対してすぐに修正して、PDCAをかけることができるスピード感はスタートアップの良さだと感じています。

アマテラス:

本日は貴重なお話をありがとうございました。菅野さんの今後の更なるご活躍を楽しみにしています。

この記事を書いた人

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河西あすか

慶應義塾大学経済学部卒業後、食品メーカーにて商品企画等のマーケティングを担当。 慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了後、企業再生・変革の実行支援コンサルティングファームに在籍。

マイクロ波化学株式会社

マイクロ波化学株式会社
https://mwcc.jp/

設立
2007年08月
社員数
64名 (2022年4月末時点)

《 Mission 》
100年以上変わらない化学産業にイノベーションを起こす マイクロ波プロセスをグローバルスタンダードに
《 事業内容 》
マイクロ波技術プラットフォームを活用した研究開発からエンジニアリングまでのソリューション提供