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インスタリム株式会社

ヘルスケア・シニアサービス

創業フェーズ(シード・アーリー)

自社プロダクト/サービスがある

競争優位性のあるコアテクノロジーがある

英語力を活かせる環境がある

VISION

代表取締役CEOの徳島です。
この義足の事業は2014年に私が青年海外協力隊員であった際に始めました。私がフィリピンにて、義足を購入できない糖尿病性壊疽の患者(足が腐敗した糖尿病の患者)に出会ったことが、この事業を始める大きな動機になっています。

その彼は、フィリピンのボホール島の片田舎の貧困エリアに住む男性でした。ただ机と椅子と聴診器や血圧計があるというだけの、医療施設だとはとても言えないような街の小さなクリニックでの出会いでした。

彼は2年ほど前から糖尿病であると言い、すでに足先の肉は爛れて少し骨が見えていて正視できないようなひどい状態でした。私からの質問に、痛く辛そうな顔で、自分は高校生と中学生の子供もがいる働きざかりの40代であると話してくれました。今は子供が自分の代わりに働きに出ており、そのせいで子供がまともに学校に行けていないことも。私は彼に切断手術をしないのかと尋ねました。彼は、切断の手術を受けても糖尿病の場合は再切断をすることになるので意味がない、と返しました。私は壊疽の毒が体に回ると危険なことを説明しました。そして重ねて、義足を履けば運動もできるし、糖尿病は回復することができること、再び働きにも出られるのではないか、と尋ねました。男性は何も言いませんでした。

後に私は、その地域にはそもそも義足の製作所は一つもなく、義足の購入がほぼ不可能であることを知りました。数週間後再びそのクリニックを訪ねた際に、彼が亡くなったことを知りました。彼の家族はどうしたのかと聞いても、誰も何も答えてくれませんでした。

フィリピンの低開発地域における貧困層の住民は、主に栄養状態の劣悪さによって糖尿病に罹患することが非常に多く、膝下切断処置を受けた義足適合の患者と、糖尿病性壊疽患者などの潜在的義足ユーザーを合わせて、123万人(当社調べ)が膝下義足を必要としています。しかしこのような状況にも関わらず、義足の価格が高価であることが大きなハードルとなり、そのうちの96%(118万人)が義足を持つことができずにいます。

フィリピンの都市部では、国内ロータリークラブや米国の宗教団体等からの義足の寄付、オランダ政府等からの義足部品の寄付、オーストラリア団体からの義足製作設備投資のための資金提供などがありますが、このような寄付は障害者の需要を満たすほどの数ではなく、ほとんどの義足を必要とする障害者が、まともな職につけず、貧困の連鎖に飲み込まれてしまっているというのが実情です。またさらに、貧困層では、たとえ義足の寄付を受けられても、修理やメンテナンスの場所・機会がなく、穴や亀裂のある義足を装着し続けて断端(切断部)に傷を作って、結果そこから再び壊疽となり再切断となってしまったり、体型の変化等で義足が合わなくなった結果、家に引きこもる障害者も多いというのが現状です。

私は、これはフィリピンだけの問題ではなく、全世界的な問題であると考えました。私が見た糖尿病壊疽のような彼が、そして彼の家族のような人たちが、世界中にたくさんいることに、強い憤りを覚えました。そしてこの問題を解決するために、低コストで義足製作を提供可能にする、ソリューションの開発に取り掛かったというのが、そもそもの開発に至った経緯(動機)です。

帰国後、慶應義塾大学の研究員として、起業家として、また多方面から多くの協力を得ながら、3年間をかけて義足用の3Dプリンタ、義足用の3D-CADから構成される「超低価格義足製作用ソリューション」の開発を完成させました。私は今、私のこのソリューションが、開発途上国の義足にまつわる絶望的な状況を解決する手段になり得る、そして、自分ならこの問題を解決できる、と自信を持っています。

私たちと一緒に、アンフェアな世界を変え、世界中の義足ユーザーさん、義肢装具ユーザーさんのQOLを向上させる世界の実現を目指してみませんか?

会社概要

開発途上国の貧困層の、栄養の偏りから糖尿病で足を切断せざるを得なかった障害者の方々に、3Dプリンタで作った義足を提供する、というビジネスをしています。
2018年創業のハイテク・スタートアップ企業です。

・2019年には、AIスタートアップの日本一を決めるコンペにて2位、
・2020年にはSDGsに貢献するスタートアップ1位として世界大会の日本代表に選ばれる
など、注目度の高い会社です。

現在はフィリピンと日本にオフィスがあり、日本オフィスでは技術開発拠点として、主に新しい3DプリンタやCADソフトウェア、その他の新製品の開発をメインの業務としています。

会社名 インスタリム株式会社
代表者名 代表取締役CEO 徳島 泰
設立年 2018年
所在地 東京都
社員数 10人以下
特徴

創業フェーズ(シード・アーリー)

自社プロダクト/サービスがある

競争優位性のあるコアテクノロジーがある

英語力を活かせる環境がある

会社HP https://ja.instalimb.com/

ファイナンス情報

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徳島 泰 (代表取締役CEO)

1978年生まれ、京都府出身。
大学入学後すぐにコンピューター部品のハードウエアベンチャー企業に入社し製品開発のノウハウを学ぶ。25歳で独立しウェブシステムとハードウエアを開発する会社を起業。
その後、製品開発の上流工程の知見を得るために多摩美術大学に入学し工業デザインのスキルを習得し、大手医療機器メーカーにて工業デザイナーとしてキャリアを積む。34歳にて青年海外協力隊として、フィリピン国貿易産業省に配属。配属中にフィリピン初のデジタルファブリケーションラボの立上げプロジェクトと、その後のアジア広域展開を指揮し、2014年グッドデザイン賞を受賞。
帰国後、慶應義塾大学大学院に進学し、2017年修了。最優秀修士論文に送られる相磯賞を受賞。
2018年にインスタリムを創業。

メンバー

  • Yoshiro Kaji (CSO)

     

  • Shinichiro Murakami (CTO)