スタートアップ副業のすすめ(後編)~いつでも転職できるようにするために~

国内で「45歳定年制」が話題になりましたが、カイシャが従業員を守り続けるのはもはや限界です。これからは、カイシャに安定を求めるのではなく、自ら安定させる時代です。

1社のみに属していると、そのカイシャに囚われて保守的になってしまいます。本業のカイシャで思うようなキャリアを歩めないのであれば、副業先でその経験を積めるようセーフティーネットを敷いておくという発想が求められます。

そして、セーフティーネットは1枚よりも2枚、3枚と多いほうが安全です。複数の副業先を確保しておくことでキャリアが断絶するリスクを減らすことができますし、いざという時に副業を本業に置き換えるという備えにもなります。

たとえば、今いる会社でマーケティング畑でのキャリアを一貫して歩んできた方が、45歳になりカイシャ都合で管理部門に回されてしまっても、副業先でマーケティングスキルを活かした仕事ができていれば、キャリアを断絶させるリスクを回避できます。

複数の仕事を掛け持つことは「複業」と言われ、社員の働き方改革に積極的なサイボウズ株式会社では社員の 2~3割は「複業」しているようです(2021年現在)。社員からすれば本業で得たスキルを複数企業で活かすことでスキルの再現性を確認でき、カイシャとしても他社で得たノウハウを還元してくれることになります

本コラム前編では、スタートアップでの副業を勧める理由を中心にお話し致しました。
後編では、実際にスタートアップで副業をする際の選び方や注意点をお伝え致します。

4.副業案件の選び方

①時間と場所をコントロールできる仕事を選ぶ

セーフティネットは1枚よりも2枚、3枚と多いほうが安心と述べましたが、時間は1日24時間と限られているので複数の副業先を持てばその分あなたの時間を圧迫します。
そこで、副業選びでは「時間と場所をコントロールできる」仕事を選ぶことがとても大事になってきます。

移動時間や無駄な打ち合わせを無くすなど働き方を自分でコントロールすることで、パフォーマンスも変わってきます。浮いた時間ができればさらに副業先を増やすことができ、成長速度を加速できます。
あなたのキャリアは自身がハンドルを握るという意識を持ち、最小の時間で目的を達成できるような副業先を選ぶことを心掛けてください。

副業はカイシャの都合でいつ切られてしまうかわかりません。だからこそ個人側も「機会を活用する」という考えを持つべきだと思います。

②CEOと話が進められる案件を選ぶ

CEOと直接話をするメリットは、
・コミュニケーションコストの最小化
・副業なのにコアメンバーとして仕事ができること
です。

スタートアップですから、変化も多く軌道修正することは少なくありません。決定権の無い方が間に入ると調整コストが生じ、少なからずパフォーマンスに影響が生じます。意思決定者であるCEOと直接コミュニケーションして話を進めることで、ミスコミュニケーションや無駄なアイドリングタイムを減らすことが出来ます。
副業は時間を自分でコントロールすることが大事ですので、CEOがレポートラインとなり直接話ができる案件を選ぶことがオススメです。

また、スタートアップは常に新しい課題が発生するので、CEOの近くにいることで新たな重要課題に気付く現場に居合わせることが出来ます。そして、決まったことを受けるだけでなく、「決める場に入っていて、そこで自分の意見を出して、 共にに創り出していく状態にする」ことで副業なのにコアメンバーになっていけるのです。

③自身の売れるスキル・経験と企業の経営課題がマッチする案件を選ぶ

スタートアップで副業人材が求められる背景として、経営的に重要で専門性も求められるが、カイシャの都合で正社員を雇うのは難しいポジションであることです。
ですので、あなた自身の売れるスキル・経験がスタートアップ側にとって、重要な経営課題とフィットするほど”相対的”に自身の価値が増幅します。

経営陣がどうしてよいかわからずにほとほと困っている、そんな状況を解決出来る人は救世主のような形で迎え入れられるでしょう。経営イシューに直結する特命プロジェクトを選ぶことでCEO、経営陣とのコミュニケーション機会が担保されますし、責任は重いですが仕事のやりがいを感じられると思います。

アーリーステージのスタートアップほどケイパビリティ不足で出来ないことが多く、経営者直下の特命プロジェクトばかりで市場価値向上機会の宝庫です。丸ごとプロジェクトを任せてくれるような案件は小さなスタートアップから探すのがよいでしょう。
その点、アマテラス利用企業はアーリーステージスタートアップが多く、CEOが採用にコミットしているので、特命プロジェクトが見つかりやすいです。

【特命プロジェクト事例】
‐カスタマーサクセス部署立上げ
‐営業組織立上げ
‐事業アライアンスプロジェクト:大企業とのアライアンス後のPJリーダー不足で生じる
‐広報PRチーム立上げ
‐ウェブマーケチーム立上げ
‐顧客データ分析PJ:データ分析スキル
‐採用チーム立上げ
‐IPO準備チーム立上げ  など

④自分と被る人がいない会社を選ぶ

「経営者直下の特命プロジェクト」に限らず、副業先選びでは”相対的な自身の価値”という概念はとても重要です。

難しい仕事をこなすスキルがあっても、社内に同じスキルを持つ人がいれば、その価値は相対的に下がります。実はさほど凄いスキルでなくとも、同じスキルを持つ人が社内におらず、かつ需要が高い場合はそのスキルの価値が局地的に増幅されます。
参画する前にCEO含め既存社員の経歴を確認し、自分が”相対的に”価値あるレアキャラになれる会社かどうかを確認した上で、副業先を選ぶとよいでしょう。

たとえば、カスタマーサクセス(CS)を始めたけれどCSの組織作りや事業拡大を経験したCSマネジャーがいないというカイシャにとって、CSマネジャーとして組織拡大を経験した人材の価値が高くなります。

盲点となりがちなのが、CEOとキャラ被りすることです。CEOが得意な領域だが、忙しくてできないことから副業人材に任せることがあります。しかし、実際に働いてみると、存分に暴れるつもりが、CEOが細かに口を出してきた…という話もよく聞きます。

言い換えれば、CEOにとって全く分からない領域でしっかりと成果を出すと超がつく高評価をもらえることが少なくありません。CEOのアウェイ領域で困っている仕事を選ぶことも1つのポイントです。

⑤ディレクション型の仕事を請け負う。労働集約型の業務は請け負わない

依頼者(スタートアップ)からすればプロである副業人材の価値は、自社ではできないことを解決するノウハウを持っていることです。他の人でも出来る業務は他の人に任せるという割り切りを持ち、あなたが価値を出せることだけにフォーカスし、最小の時間で顧客が満足する仕事をするよう心がけましょう。

具体的には、価値あるノウハウを活かして「ディレクションだけ」するようなミッションを切り出して副業として受けるのがスマートです。
時間と場所をコントロールできる案件を選ぶことがあなたの市場価値を上げていくことになるので、他の人でもできる作業やリサーチなど労働集約的な業務(作業)は請け負わず、社内スタッフをアシスタントに付けてもらうか、別途雇っていただくかをお願いした方がよいでしょう。

会社のやり方が既にあり、マニュアル通りにやればよいヘッドカウントの仕事ではあなたの市場価値は上がりません。それはジュニア人材が仕事を覚えるためにやる仕事か時間の切り売りをするような働き方です。

とはいえ、アーリーステージのスタートアップだと、ディレクションだけという訳にはいかないこともあります。しかし、「基本的には、作業はしない」というスタンスを雇い主と共共有することをお勧めします。「これはしません」としたくないことは主張しましょう。捻出した時間を別の副業先に使った方があなたのためであり、社会のためになります。

⑥次代をリードする領域を選ぶ

特に20代後半から30代前半の方にオススメなのは、未来のテーマや次代をリードする可能性ある事業領域での副業参画です。産業としてまだ確立されていないので、経験者がおらず、求める人材像も固まっていないため、「若さ」が評価されてポテンシャル採用されることがあります。

新産業分野ゆえに既存ルールもなければ、業界のレジェンドもいないので、若くても頑張れば業界のリーダー的存在になれる可能性があります。新産業こそ、学ぶ意欲ある若者に有利です。
‐現在成長中の産業:サステナビリティ、AI
‐将来成長が見込まれる産業:量子、ブロックチェーン、人工肉 等

他方、若い方が成熟産業に副業参画すると困難に直面することが多いと感じます。そこには長年の経験を積んできたドンや熟練者がおり、短期間で彼らを超えることは容易ではありません。また、仕事を奪うディスラプターとして警戒する人もいますし、業界特有のルールがあなたを縛ります。そこで物事を進めるには時間が掛かることが多く、副業参画という限られた時間で成果創出するには難しい環境だと思われます。

⑦シリコンバレーで伸びているが、日本では未確立な業界を狙う

シリコンバレーで成長した産業が、日本では5~10年遅れて成長しているのが現状です。最近でいえばEdTech(Education Technology)や、HRTech(Human Resource Technology)等がそうです。

金融等の規制産業は当てはめづらいですが、規制が少ない産業であれば、シリコンバレーで成長している産業を狙ってみるのはよいでしょう。
CBインサイツやForbes、TechCrunchなどシリコンバレーの情報は、日本語翻訳されて入ってきます。できれば現地の生の情報を見るのがオススメです。

【アマテラスが想定する次世代産業】
‐人工肉などの環境課題を改善するバイオ領域
‐MaaS(やや規制あるが緩和傾向)
‐ブロックチェーン
‐メンタルケア×AI
‐空飛ぶ自動車  など

⑧副業先選びで悩んだら、共感できるスタートアップを選ぶ

副業先選びに悩んだら、10年後に振り返った時に、「あの経営者、仲間達と仕事をしてよかった。健全な社会づくりに携わることが出来た」といった気持ちになれそうなスタートアップを選ぶのがお勧めです。

経営コンサルタントの山口周氏は『ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す』(プレジデント社)で、「高原の社会」(これからの社会)を生きる知識層のモチベーションについて以下のことを述べています(※あくまで私の解釈です)。

‐希少だが解決の難しい問題は、経済合理性とは別のモチベーションを発動することによってしか解決できない。
‐このモチベーションの源泉は経済合理性を超えた人間性に根差した衝動。
‐見返りは金銭的なものではなく、活動それ自体が愉悦で、健全な社会の建設・運営に携わる事で得られる精神的報酬。

アマテラスに登録しているのは希少で困難な社会問題を解決するスタートアップです。上記のようなモチベーションを持つ人にとって納得できるスタートアップだと思います。
高い金銭的報酬はないけど、「衝動」によって関わらずにはいられない、そう感じるような経営者を選ぶことによって高い精神的報酬を得られるのではないでしょうか。

5.スタートアップ副業するときの注意点

多くのスタートアップ副業事例を見てきましたが、ミスマッチになってしまったり、失敗することも少なくありません。転ばぬ先の杖として注意点をお伝えします。

①プロであること。成果を出すことがMUSTと心得る

スタートアップに副業で参画するというのは、「助っ人」としてワンポイントリリーフされるということです。プロ意識をもって仕事に望んで頂きたいと思います。

とある副業紹介サイトで、副業理由に関するアンケート結果が示されていました。

【副業したい主な理由】
・知見や視野を拡げたい
・収入を増やしたい
・スキル・経験を獲得したい
・人間関係・人脈を築きたい

私はこのアンケート結果に危惧を感じました。というのは、昨今、プロ意識に欠けたアマチュアが副業市場に多く参戦している状況があるからです。
スキル獲得、知見・視野を拡げたいなら勉強会やセミナーでお願いします。副業参画をするのは、成果を出せるプロになってからにして下さいと、雇い主の声を代弁して伝えたいと思います。

スタートアップは日々戦のさなかにあり、社員にスキル獲得やお友達を作ってもらうために事業をしているわけではありません。貢献した人が結果としてスキルの幅や見識を拡げ、仲間・報酬を得られる場であるということを認識頂きたいと思います。

まだ成果を出せるスキルがないのであれば、今いる環境で成果が出せるレベルまで技を磨くか、育成余力のある会社で技を磨く努力をすべきだと思います。

②副業・転職のベストタイミングは、自分が最も旬な時

Jリーガーは、自分史上ハイパフォーマンスを出した時に憧れの海外移籍を進めます。得点王、アシスト王、MVPという結果を伴った時が最も高く自分が売れるし、良い話が来るからです。

副業人材も同様で、仕事で最も高いパフォーマンスを出した時こそ希望するジョブを獲得できるベストタイミングです。提携を成功させた経営企画、会社を上場させたCFO、事業立上げに成功したCOOなどがそれにあたるでしょう。

採用企業からすれば、旬なスキルを持った人を採用することで実績の再現が期待できますし、そのような人が参画することで成長向けた前向きな空気が社内に醸成されます。

但し、同業他社での業務については、現職ルール等も確認し、慎重に行うべきです。影響がない異業種での副業であればネガティブな影響は軽微です。お世話になった人との関係等も考慮した上で副業先を選んでください。

③「収入」を増やすためではなく、「収入チャネル」を増やすという考え方がオススメ

スタートアップでの副業に際して高い報酬を求めて値段交渉する方を時々見かけますが、収入増が目的であればもっと規模の大きな会社やメガベンチャーをターゲットした方がよいと思います。

アマテラスでスタートアップ副業を探すのであれば、目先の収入よりも、未来の収入チャネルを増やすという考え方がお勧めです。スタートアップで働く方に常にお伝えしているのは、「お金は後から付いてくる」という考え方です。

副業での収入チャネルを増やすメリットの一つとして、本業に対する心の余裕が生まれてチャレンジできるようになることがあります。
収入チャネルが本業だけだと、それに囚われて「失敗してはいけない」、「今の地位を失いたくない」という気持ちが強くなり、本業での新しいチャレンジが難しくなります。

副業での収入チャネルが増えてくると、本業で失敗したとしても「他の道がある」という心の余裕が生まれます。その結果、本業でチャレンジできるようになり、守りの人生から自身を解放できます。

④成果を出せるからネットワークが構築できると心得る

ネットワークの重要性を前編で述べましたが、副業をすればネットワークが拡がるのではなく、プロとして良い仕事をすることでネットワークが拡がると心得ましょう。

よいパフォーマンスが示せれば人材ネットワークに加わり、副業チャネルを拡げることができます。しかしながら、期待を下回るパフォーマンスしか出せなければ、ネットワークから外されていくことになります。特にスタートアップは狭い村ですので、気を付けて下さい。

⑤「GOAL」と「やらないこと」を明確にし、書面に明記する

副業は短期プロジェクトですので、寄り道する暇はありません。GOALのイメージとやらないことを明確にし、「〇〇年〇月にこの状況にする」ということを書面に明記することが重要です。
自らにプレッシャーをかけることにもなりますが、それはプロとして覚悟すべきことです。そして、「やらないこと」を明記することで自身を守ることができます。オススメは、「契約業務以外については別途料金が発生する」と記載することです。

よくあることとして、
・CEOや社員が副業人材にいろんなことを相談して事業に巻き込む。
・その結果、副業人材の本来のミッションが達成できなくなる。
・結果が出なかったことを責められる。
といったことが起こります。

スタートアップとはいえ日本企業のメンバーシップ雇用の文化が残っており、本来の職務以外でもお願いされることがあるので要注意です。そのためにも最初の契約はとても重要になりますので、ご承知おき下さい。

⑥人脈資産の切り売りだけの仕事は受けない

あなたの持っている人脈・ネットワークにアプローチしたいだけの企業も時々います。しかし、人脈資産を使う時には「何のためにスタートアップ副業をしているのか」を改めて確認しましょう。

人脈・ネットワークは貴重な資産ですから、すり減らしてはいけません。その貴重な資産を使うことが合理でないと判断するのであれば、そのような仕事は断りましょう。

⑦「副業」探しは、副業のプロに相談しましょう。

転職エージェントに副業相談することで話が止まってしまうことがよくあるので気を付けてください。
なぜなら、一般的な人材紹介エージェントの報酬体系は、
正社員転職を前提としている
想定年収の35%がエージェント報酬
となっており、副業・業務委託などの短期的・部分的な就労形態にフィットしない仕組みなのです。

例えば、月30万円、3か月間の副業人材を紹介した場合、以下のようになります。
‐個人が企業から受け取る報酬は3か月で90万円
‐企業がエージェントに支払う報酬は 126万円(想定年収の35%⇒360万円×35%)

企業からすると、個人に払う報酬よりもエージェントフィーの方が高いという事態になってしまい、そこで話が止まることが頻発しています。個人からすると「何で話が止まっているんだろう」と不安になりますが、実はこういう事情です。
転職のお試しとして副業を希望している方もいるのに、とても勿体ない状況だと感じます。

副業を探す際には、「副業」支援をしていると明記しているサービスを利用しましょう。
アマテラスは企業から成功報酬型ではなく定額フィーをいただくビジネスモデルで、副業支援実績も豊富です。是非安心してご利用ください。

6.最後に:いつでも動ける人が増えれば、日本が元気になる。

あなたが「いつでも動ける人」になれたら、何をしたいですか?
そんな想いを巡らせるとき、きっとポジティブな気持ちになれると思います。
そして、カイシャに囚われずに自分の力で人生を生きる人で溢れたら、日本の社会課題の多くは解決されるように思います。

日本の社会課題の多くは、「今いる会社を辞められない」ということに起因しているように思います。
‐辞めたいけど、報酬不安等から辞められずにいやいや仕事をしている。
‐カイシャ側も社員を辞めさせられないので、キャリアを無視した配置転換を行なわざるをえない。
‐会社都合でキャリアが分断するため、長年勤めていても社外で通用するスキルが積めない。
‐成果創出より、社内人脈構築に関心が向かいがち。
‐人材の流動性が乏しく、外部からのノウハウ流入による生産性向上が難しい。

そんな負のスパイラルを断ち切る有効手段の1つは副業を通じていつでも動ける(転職できる)人を増やすことだと思っています。いつでも動ける人は魅力的でないカイシャ、倫理観のないカイシャにさっさと見切りをつけます。

その結果、
‐ブラック企業や生産性の低い会社が減る。
‐カイシャは選ばれるよう労務環境改善、やりがい提供に努力する。
‐古い産業から、新しい産業への人材移動が起こり、産業の新陳代謝が活発になる。
‐挑戦する人が増える(≒スタートアップが増える)
‐生涯現役のビジネスパーソンが増え、シニアが活性化する。
‐日本社会がポジティブになる。
そんな未来が描けるのではないでしょうか。

「そんな簡単にいかない」という声もあると思いますが、実際にアマテラスでスタートアップと縁を持ち、志ある起業家と働くことで「人生が好転した」という声を多数頂いています。
スタートアップへの副業・転職というポジティブな社会変化の萌芽をより確かなものにするため、私達は志ある起業家の発掘に日々努力し続けます。

このコラムで私が一番伝えたいことは、”いつでも動ける人になる” ということを意識して仕事を選んでほしいという事です。そのオプションの1つとして「スタートアップ副業」があり、それによって令和を幸せに生き抜く人が増えていけばこの上ない喜びです。

この記事を書いた人

アバター画像


藤岡 清高

株式会社アマテラス代表取締役社長。iU 情報経営イノベーション大学客員教授。 東京都立大学経済学部卒業後、新卒で住友銀行(現三井住友銀行)に入行。法人営業などに従事した後に退職し、慶應義塾大学大学院経営管理研究科を修了、MBAを取得。 2004年、株式会社ドリームインキュベータに参画し、スタートアップへの投資(ベンチャーキャピタル)、戦略構築、事業立ち上げ、実行支援、経営管理などに携わる。2011年に株式会社アマテラスを創業。 著書:『「一度きりの人生、今の会社で一生働いて終わるのかな?」と迷う人のスタートアップ「転職×副業」術』