厳選!AIベンチャー12社

近年注目のトレンドでもあるAI(人工知能)。
今回の記事では、数多くあるAIベンチャーの中でも特に社会課題解決や革新的開発にチャレンジしている12社を厳選してリストアップしたものをご紹介します。(2016年5月現在)
(最新のAIベンチャー10社のご紹介はこちら:https://amater.as/article/2021/04/26/ai_venture/

プリファードネットワーク

次世代のモビリティ社会の実現を目指す東大発AIベンチャーです。機械学習やディープラーニングなどの人工知能技術に強みを持ちます。中でも深層学習をハードウェアと組み合わせることができる応用範囲の広さと個々のロボットが学習の経験をリアルタイムに共有できる「分散学習」などの技術の独自性が目立ちます。

WACUL

Google Analyticsのデータを元に、自動でわかりやすい改善案をお届けする便利なサービス「AIアナリスト」を提供する企業です。課題発見から改善提案まで自動ででき、アクセス解析ツールと連携し、データを自動で分析できます。

センシー(カラフルボード)

「ファッション×人工知能アプリ」SENSY。人の「感性(センス)」を理解する、1人1台の人工知能です。
使い手の「感性」を理解することで、本当に人が求めているものを理解し、世界中からコンテンツを探してきます。
現在は、ファッションコンテンツを扱っていますが、順次分野を拡大し、ライフスタイル全体をサポートするパートナーのような存在を目指している。

オルツ

ユーザーの第2の自己をクラウド上に作り出してユーザーの分身として受け答えしてくれるサービスを提供しています。
「パーソナル人工知能」と呼ぶ領域で、SNSやメールなどのやり取りから、各ユーザーのその人らしさや知識を獲得して模倣することで、いずれユーザーの分身として簡単な受け答えができます。

ブレインズテクノロジー

機械学習×大規模データ分析。革新的なオープン技術で、機械学習によるリアルタイム大規模データ分析プラットフォームを提供しています。主なサービスは、以下の4つです。

  1. Impulse(大規模データ分析基盤)・・・様々なデータを収集・構造化し、機械学習を活用して異常検知等の高度なリアルタイムデータ分析処理を実現するプラットフォーム
  2. Grasper(システム統合管理)・・・システム運用保守の課題を解決し、プロアクティブな対応を実現する統合ログ管理プラットフォーム
  3. Neuron(エンタプライズサーチ)・・・文書検索だけでなく画像検索にも対応し、性能・コストの両面で高いパフォーマンスを持つ企業内情報の検索エンジン
  4. Neuron(ファイルサーバー可視化)・・・企業内文書の整理整頓を調査段階から実行段階まで一貫して支援するファイルサーバー可視化ソリューション

Nextremer

対話テクノロジー(対話エンジン)を軸に、幅広いアプローチで研究開発を行っています。 企業の壁を超えたオープンイノベーションの推進により、 テクノロジーの持続的な発展に貢献すると共に、市場に新たな価値を提案しています。

ウィンクル

「クレイジーなものを作り、クレイジーな人を応援する会社」です。
好きなキャラクターと一緒に暮らせる世界初のホログラムコミュニケーションロボット「Gatebox」、光でつながるスマホアクセサリー「AYATORI」などの開発を行っています。

KUDAN

KUDANはAR/VR技術開発及びAR/VRエンジンの提供、AR/VRプラットフォームの運営・提供を行っている欧州ARテクノロジーカンパニーです。具体的な事業内容は以下の通りです。

・IoT領域の軸になる自動操縦・自動運転分野及びロボット・人工知能分野における共同研究
・ARのセンシング機能を通じて取得するIoTビッグデータのマネジメント及びARテクノロジーの導入
・ウェアラブルを対象とした、医療分野におけるオペサポート、工場や各種センターにおけるワークサポート分野における共同研究

NUR*VE

NUR*VE(ナーブ)は、リアルとバーチャルを繋ぐプラットフォームです。
不動産、観光、様々な業界に対応したVRシステムを提供しています。賃貸物件管理会社パッケージ(物件探しをVRがお手伝い)も特徴の一つです。

molcure

MOLCUREは抗体医薬品を設計するバイオITベンチャー企業です。次世代シーケンサー(NGS)、人工知能を駆使した抗体のビッグデータ解析技術を融合させた抗体医薬品探索プラットフォーム 「Abtracer」 を提供しています。
このシステムを通じて、効果的な治療薬が無いとされる病気に対する薬を発見し、疾患をもつ多くの人を助けることを目指しています。

フィーチャ

フィーチャは、高い精度と現実的な実装性能を合わせ持つ車載用認識ソフトウェアの開発に特化した会社です。最先端の機械学習アルゴリズムと画像特徴抽出技術をコア技術に基づいて、世界トップレベルの歩行者、動物、車両、標識、車線、移動体認識する技術を開発しています。

SOINN

SOINNは、データを与えるだけで自ら学習して育つ学習型の汎用人工知能を開発する企業です。学習が進むと、あらゆるデータの自動分類や予測を高精度に行えるほか、さまざまな機器や装置の自動制御も可能です。

人工脳「SOINN」の威力をわかりやすく示す例として、ラジコンで飛ぶ無人航空機・ドローンの操作の動画を5分間ほど見せるだけで、操作方法を学習して自立して操作できたという結果があります。

まとめ

注目の人工知能AIのベンチャースタートアップ12社を紹介させていただきました。こちら意外にもまだまだ多くのスタートアップが登場しています。
アマテラスでも「AI、ロボティクス、VRのベンチャー企業一覧」で紹介させていただいております。ぜひ御覧ください。

この記事を書いた人

アバター画像


アマテラス編集部

「次の100年を照らす、100社を創出する」アマテラスの編集部です。スタートアップにまつわる情報をお届けします。