奇異性歩行現象を誘発してパーキンソン病患者の歩行障害を改善するスマートグラスの事業化の検証

STATION Ai株式会社

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業務詳細

<募集背景>
2024年1月に、名古屋大学を主幹機関とし東海地域に拠点をおく16機関が、
Tokai Network for Grobal Leading Innovation(Tongali)プラットフォームとして、
大学発新産業創出基金事業スタートアップ・エコシステム共創プログラムに採択されました。
本プログラムにより、技術シーズのスタートアップ化を目指す研究者の支援プログラム(GAPファンドプログラム)を実施します。
本募集では、以下の研究者の事業化検討を支援いただける方を募集いたします。

<研究者代表者>
浜松医科大学 光医学総合研究所光トランスレーショナルリサーチ推進部門光生体医工学分野 教授 長島優先生

<事業概要>
パーキンソン病は振戦・筋強剛・無動・姿勢反射障害を運動症状とする神経変性疾患であり、根治療法のない難病です。
パーキンソン病の歩行障害は、前傾姿勢で小刻み歩行となる特徴があり、特に歩き始めの第一歩が出にくいすくみ足は、転倒・骨折を通じて患者を要介護状態に陥れる大きな臨床的問題です。

またすくみ足は薬物療法に反応せず、治療が困難です。
一方で、奇異性歩行とは、進行方向の床面上の目印の存在によってすくみ足が軽減し、歩行障害が改善するパーキンソン病患者の特徴です。

そこで、奇異性歩行を誘発してパーキンソン病患者の歩行障害を改善する眼鏡型ウェアラブル装置を開発、提供し、医療貢献を目指します。

<本技術の特徴>
本装置は、搭載するデプスカメラから得られる三次元奥行き情報を用いて周囲の状況を臨機応変に認識し、奇異性歩行を誘発する視覚的目印を、透過型スマートグラスを用いて患者の視界に重ね書き表示します。これにより、患者の動きに追随してリアルタイムに視覚的目印を更新し、奇異性歩行を誘発可能になります。本装置は、段差や凹凸のある現実的な住環境でパーキンソン病患者の歩行障害を改善することができます。

<現在の事業検証状況>
・開発機器のエレクトロニクス部分を共同開発して頂けるスマートグラス企業を探しています。
・年度中の起業を目指し、起業後は介護機器の販売および薬事申請後における医療機器の販売を目指します。

<今年度検討したいこと>
■ビジネス面
・ビジネスモデル検討
・事業計画の立案、収益性の検証

■研究開発面
・製品版スマートグラスの製造を担当する開発パートナーの獲得
・透過型スマートグラスのディスプレイの開発

<支援いただきたい検討事項>
・ビジネスモデルの検討
・事業計画の立案、収益性の検証
・資金調達に向けた資料作成
・協業パートナー(スマートグラスのメーカー)の選定、交渉

<長期的には>
関わっていただく中で事業の将来性・チームをご理解いただき、
将来的にはフルタイムとしてCOOのポジションをご検討いただけますと幸いです。

求める人物像

<本件の期待>
GAPファンドプログラムにおいて、事業化検討をサポートいただける方を募集いたします。

以下、いずれかの経験を有する方
・医療機器の事業戦略・事業計画の策定経験
・電子機器等の事業戦略・事業計画の策定経験

<尚可>
・ハードを伴うプロダクトの製造、販売に関するPL作成経験
・スタートアップ等での資金調達経験

募集情報

就業形態 業務委託(フリーランス)/業務委託(副業・複業)
年収目安(フルタイム時) 160万円 〜 160万円
勤務地 静岡県浜松市 中央区半田山1丁目20−1(浜松医科大学)
勤務時間(フルタイム時)
休日・休暇
待遇・福利厚生 GAPファンドプログラムにおいて、事業化検討をサポートいただける方を募集いたします。
期間:2024年11月-2025年3月
エフォート:週1日(8時間)程度(会議2回/月 含む)
謝金:月30万円程度
参画方法:基本的にはオンライン会議を想定していますが、期間中に3回程度、支援先の大学研究室等にお越しいただく可能性があります。
※謝金不要をご希望される場合は、ボランティアとしてご参画可能です。
試用期間 なし
仕事日数(正社員以外の場合) 週1日〜

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