名古屋大学/次世代ホウ素中性子補足捕捉療法(BNCT)に関する事業化支援(COO候補)

STATION Ai株式会社

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業務詳細

<募集背景>
2024年1月に、名古屋大学を主幹機関とし東海地域に拠点をおく16機関が、
Tokai Network for Grobal Leading Innovation(Tongali)プラットフォームとして、
大学発新産業創出基金事業スタートアップ・エコシステム共創プログラムに採択されました。
本プログラムにより、技術シーズのスタートアップ化を目指す研究者の支援プログラム(GAPファンドプログラム)を実施します。
本募集では、以下の研究者の事業化検討を支援いただける方を募集いたします。

<研究者代表者>
名古屋大学大学院工学研究科総合エネルギー工学専攻エネルギーシステム工学講座原子核計測工学グループ 瓜谷章先生

<事業概要>
次世代ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)はホウ素原子と中性子との核反応を利用して、がんに集積しやすいホウ素薬剤を用い、それをがんに集積させ低いエネルギーの中性子線を照射し、がん細胞を内部から選択的に破壊・死滅させる治療法です。しかしながら現在使われているホウ素薬剤は頭頚部がんには集積しますが、他のがんに集積しづらいことが課題でした。

そこで本事業では、他のがんにも集積しやすい新しいホウ素薬剤を開発し
それを活用した次世代ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の実用化を目指します。

<本技術の特徴>
本研究を通じ、従来のホウ素薬剤よりがんへのホウ素の取り込み量が多く、がんでの滞留時間を長くできる新規ホウ素薬剤を開発しました。この新規ホウ素薬剤についての特許も保有しております(日本、中国、米国で権利化、独出願中)。
今後、新規ホウ素薬剤を活用し血液がんや乳がんへの臨床適用を検討したいと考えています。

<現在の事業検証状況>
・細胞試験で有効性を確認し、非臨床試験の準備を行っている。

<今年度検討したいこと>
・事業化戦略の立案(ビジネスモデルや、市場への展開方法)
・非臨床試験(安全性等の確認)
・資金獲得、資金計画の策定(VC調達、公的グラント等)
・臨床試験に向けた課題整理と打ち手の検討
・規制対応(薬事対応など)

<支援いただきたい検討事項>
・事業化戦略の立案(ビジネスモデルや、市場への展開方法)
・事業計画、資金計画の策定
・臨床研究の実行計画策定


<長期的には>
まずは、3月までの事業化検討をサポートください。
※その後、関わっていただく中で事業の将来性・チームをご理解いただき、
ご関心をお持ちいただければ、将来のCOO候補などをご検討いただけますと幸いです。

求める人物像

<本件の期待>
GAPファンドプログラムにおいて、事業化検討をサポートいただける方を募集いたします。

以下、いずれかの経験、能力を有する方
・創薬における事業計画・プロジェクトマネジメント経験を有する方
・創薬における非臨床、臨床(特に細胞系)に関する知識と経験を有する方
・細胞製剤のGMP対応方法、標準作業手順書の策定の出来る方
・細胞製剤の規格及び試験方法の設定、検討の出来る方
・細胞製剤の1st in human のための臨床試験実施申請準備の出来る方

募集情報

就業形態 業務委託(フリーランス)/業務委託(副業・複業)
年収目安(フルタイム時) 160万円 〜 160万円
勤務地 愛知県名古屋市 市千種区不老町(名古屋大学東山キャンパス内)
勤務時間(フルタイム時)
休日・休暇
待遇・福利厚生 GAPファンドプログラムにおいて、事業化検討をサポートいただける方を募集いたします。
期間:2024年11月-2025年3月
エフォート:週1日(8時間)程度(会議2回/月 含む)
謝金:月30万円程度
参画方法:基本的にはオンライン会議を想定していますが、期間中に5回程度、支援先の大学研究室等にお越しいただく可能性があります。
※謝金不要をご希望される場合は、ボランティアとしてご参画可能です。
試用期間 なし
仕事日数(正社員以外の場合) 週1日〜

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