環境を選ばず発電する「どこでも電池®」を実現する

株式会社エネコートテクノロジーズ

Facebook   X

会社の特徴

エネコートテクノロジーズが開発するペロブスカイト太陽電池は、
晴天時だけでなく、曇り空や室内光下のような暗い光でも高い発電能力を発揮致します。
更に、フィルムを基材にした柔軟性の高い軽量太陽電池が実現可能です。
このような特性を生かし、設置する場所を選ばず、どこでも発電し電力を供給するペロブスカイト太陽電池を、
私たちは「どこでも電源®」と命名致しました。私たちは様々な暮らしに役立てるペロブスカイト太陽電池を提供してまいります。

私たちは、2018年1月設立の京都大学発スタートアップ企業で、
次世代太陽電池の大本命と言われる「ペロブスカイト太陽電池」の開発、モジュールの製品化に取り組んでいます。
京都大学化学研究所若宮研究室で数年来取り組んできた研究シーズを基に、
京都大学の全面的なバックアップを受けて起業に至りました。
環境保護・自然エネルギーの有効利用を目指し、薄膜太陽電池でエネルギーの未来を創ります。

「この技術は凄い。必ず誰かがものにする(実用化する)だろう。」
これが、2016年頃大学の同級生であり大親友でもある若宮先生から初めて
「ペロブスカイト太陽電池(PSCs)」について説明を受け、事業化の構想を聞いた際の率直な感想でした。
そして「誰かが」実用化を実現できるのであれば、その一翼を自らが担うこともできるはず。これはやるしかない。」
そう決断した瞬間が、まさにエネコートテクノロジーズの原点です。

VISION

エネコートテクノロジーズのコーポレートミッションは以下の3つです。

 ① 京都大学の研究者による知を事業化すること
 ② PSCsによる「どこでも電源®」化を実現し様々なデバイスの利便性の向上やIoT化の促進に貢献すること
 ③ PSCsの主力電源化を目指し、カーボンニュートラル達成、超長期的なエネルギー問題解決に貢献すること

今後ますます事業スピードを加速させ「ペロブスカイト太陽電池で未来を創る」をスローガンに、
PSCsの実用化・社会実装に全力で取り組んで参ります。

真に持続可能な社会の構築(SDGs)やカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みが国内外で活発化しています。
しかし、本太陽電池の実用化に向けては、大量生産技術の確立や、市場からの要望に応える性能・信頼性の実現など、
まだ多くの課題が残されています。

ベンチャーだけでは困難な課題に対しても、各学術研究機関の他、材料メーカー、製造装置メーカー、社会実装メーカーなど
様々な企業とも密に連携しながら課題に挑み・乗り越えていき、
皆様に支えて頂きながらペロブスカイト太陽電池の社会実装を広く実現していく所存です。

会社概要

会社名 株式会社エネコートテクノロジーズ
代表者名 代表取締役社長 執行役員CEO 加藤 尚哉
所在地 京都府
会社URL https://enecoat.com/
設立 2018年
従業員数 51 〜 100人
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

加藤 尚哉

代表取締役社長 執行役員CEO 加藤 尚哉

詳細を見る

京都大学工学部工業化学科卒業

内外資投資銀行において不動産・事業再生等多数の投資案件に従事。
独立系PEファンドの創業メンバーとしてバイアウト投資実務を経験。
2016年11月より京都大学インキュベーションプログラムにおいて本スタートアッププロジェクトの事業化推進責任者として活動。
2018年1月 エネコートテクノロジーズを共同設立、代表取締役に就任。

インタビュー記事はこちら
堀内 保

取締役 執行役員CTO 堀内 保

詳細を見る

九州工業大学 大学院生命体工学研究科 生命体工学専攻博士後期課程修了、博士(工学)

製紙メーカーにて材料開発、電機機器メーカーにて材料やデバイス開発に従事。専門は有機合成化学、有機デバイス開発。学術論文(査読付)8報のうち1報は被引用件数1,300を超える。特許は国内外で合わせて120件以上取得実績有。
2022年3月 エネコートテクノロジーズ取締役に就任。

田村 敏彦

取締役 執行役員CFO 田村 敏彦

詳細を見る

東京大学法学部公法コース卒業、パリ政治学院 CEPコース修了

大手総合商社にて、営業及び経営企画業務に従事した後、
コンテンツ業界やIT業界にて、海外事業、経営管理、経営企画を担当、
上席執行役員や海外投資先の社外取締役を務めたエネコートでは、CFOとして、アドミニストレーション全般を担当。
2024年7月 エネコートテクノロジーズ取締役に就任。

若宮 淳志

取締役 最高科学責任者 若宮 淳志

詳細を見る

京都大学大学院工学研究科 博士後期課程修了、博士(工学)
京都大学 化学研究所 教授

材料化学を専門として、JST-COI、ALCA、未来社会創造、NEDOなど国プロにてペロブスカイト太陽電池の開発研究を推進。
日本化学会 進歩賞、学術賞、文部科学大臣表彰、野副記念奨励賞、GSC賞 文部科学大臣賞、市村地球環境学術賞など受賞多数。
2018年1月エネコートテクノロジーズを共同設立、取締役に就任。

コメント

現在コメントはありません

求人一覧 (10件)

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載

株式会社エネコートテクノロジーズの求人を見た方が同時に見ているスタートアップ

いま地球に、いま人類に、必要な魚を。

リージョナルフィッシュ株式会社
  • サステナビリティ・環境
京都府

リージョナルフィッシュは、京都大学大学院農学研究科の木下政人准教授、近畿大学水産研究所の家戸敬太郎教授らによる共同研究で生まれた技術シーズをコアとして設立されたスタートアップ企業です。

オープンイノベーションを通じて、超高速の品種改良とスマート養殖を組み合わせた次世代水産養殖システムを作り「世界のタンパク質不足の解消(SDGs 2番:飢餓をゼロに)」や「日本の…

  • ビジネスモデル確立フェーズ(ミドルステージ)
  • 競争優位性のあるコアテクノロジーがある
  • 地方スタートアップ

世界の光学テクノロジーブランドを目指そう

サイエンスエッジ株式会社
  • 新素材・バイオテクノロジー
大阪府

サイエンスエッジは、最先端の光学技術と顕微鏡技術で、
革新的な光計測装置やソフトウェアを開発する日本のスタートアップです。

2015 年に創業し、光計測機器・分光顕微鏡を中心とした理化学機器を開発、大学や民間企業への販売を行なうメーカーです。
ともに大阪大学出身の内山知也(CEO)と太田泰輔(CTO)で共同経営をしています。従業員は中堅・若手のエンジニア3名で、そ…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

ペプチド医薬及び農薬成分、バイオマテリアルの開発

Veneno Technologies株式会社
  • 医療・ヘルスケア / 新素材・バイオテクノロジー
茨城県

|事業内容
ジスルフィドリッチペプチドをベースとした新規な医薬品・農薬・バイオケミカルの研究開発

当社は、DRPを大腸菌のペリプラズム空間内に発現し正しい構造にフォールディングさせた後、培養液中にDRPを分泌させる技術Super Secrete法を日本の化学会社と共同で開発しています。一般的に、大腸菌はペプチドやタンパク質を培養液中に分泌できませんが、Super Secrete法では特…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 競争優位性のあるコアテクノロジーがある

社会を健康にする会社

Blue Farm株式会社
  • サステナビリティ・環境
静岡県

”持続可能なお茶栽培環境提供事業を目指して”
私たちが手掛ける事業を一言で言うと、企業にとってお茶を“買うもの”から“つくるもの”にする事業です。
お茶を栽培する環境を企業向けに提供し、現地の生産者に管理を委託します。
企業にとっては、SDGsやESG対応にもなり、かつ効率的に農業事業に参入できるようになります。
生産者にとっては、経営を安定させ持続可能な事業と…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 地方スタートアップ

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載