会社の特徴

当社は、独自技術により、これまでリサイクルが難しかった複合プラスチック素材をペレット化する仕組み【esa method】を確立しました。
これにより、今まで扱えなかった素材をリサイクルできるようになるだけでなく、 途中工程で排出されるCO2を圧倒的に少なくし、コストも抑えることができるようになりました。また、廃棄処理に回っていた素材の回収〜再利用を起点に、環境事業に関するコンサルティング・マーケティングサービスの提供や研究開発を通じて、カーボンニュートラル及びサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に寄与していきます。

【esa methodの実績】
◎複合プラスチックの回収事例:複層フィルム
半導体のカバーテープに使われている複層フィルムはPE、PS、PETなどが一つの製品に含まれています。
これまでは工場から排出される端材はサーマルリサイクルでしか処理ができなかったのを、esa methodによってマテリアルリサイクルとしてリサイクルできるようになりました。

◎再生プラスチックを使った製品化事例:レジ袋
従来の石油由来プラスチックとバイオマス原料プラスチックの環境包材に代わる、複合プラスチック素材のレジ袋を開発しました。スーパーなどの買い物で使う薄膜のレジ袋の品質の確立に取り組んでいます。

◎再生プラスチックを使った製品化事例:農業用のプラスチックコンテナ
複合プラスチックの廃材をペレット化し、プラスチックコンテナとして活用すべく実証試験中。

【受賞歴】
·Good Design賞「素材·部材部門」
·エコテックグランプリ2023「荏原製作所賞」、「日鉄エンジニアリング賞」
·WDO 世界デザイン会議東京2023の関連企 画となる「人新世のデザイン」の展示作品として選定
·フォープスJAPAN 2024年「新しい日本」をつくる次世代スタートアップ100選に選出

VISION

「テクノロジーとクリエイティブで、廃棄プラスチックゼロを目指す」

GHGガス、海洋プラスチック等と同様に環境問題の一つである廃棄ブラスチックについて、国内では大半が焼却処理、CO2を排出、カーボンニュートラルに逆行しています。
その理由の一つが、数種のブラスチックを複合使用した製品のリサイクル技術が確立されていない事です。当社では、独自技術により再生樹脂の量産化に成功しました。この技術を用いて、GHG削減に貢献したいと考えています。


【市場成長性】
·日本国内でサーマルリサイクル(海外ではリサイクル否認)されていた510万tの再資源化による脱炭素貢献、市場創出
·国内未リサイクル市場300万tのうち10%、300億円の価値創出
·海外未リサイクル市場2.6億tのうち10%、2600億円の価値創出

会社概要

会社名 株式会社esa
代表者名 代表取締役 黒川 周子
所在地 東京都
会社URL https://esa-gl.com/
設立 2022年
従業員数 11 〜 30人
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

黒川 周子

代表取締役 黒川 周子

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ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ 社会人類学部 学士取得。2004年渡米、アパレル企業勤務。2008年独立、くろかわちかこ事務所設立。2011年東日本大震災を契機に、2012年にチームカーネーションズを共同設立。環境保全や教育に注力した活動を行う。2013年株式会社ベイクウェル設立。2022年3月株式会社esa創業、共同代表に就任。2022年より、東京都きらりプロジェクト推進委員。江戸東京の伝統ある技や老舗の産品等を新たな視点で磨きをかけ、その価値と魅力を国内外に発信。伝統の技の継承の実現を目指す。

和田浩二

研究開発部次長 和田浩二

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博士(薬学)。薬剤師。北海道薬科大学卒業後、北海道薬科大学(現北海道科学大学薬学部)助手、講師、助教授、准教授、教授として勤務(専門:天然物化学、医薬化学)。
2023年4月より株式会社LABバイオテック研究開発部次長

馬場一信

研究開発部課長 馬場一信

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博士(理学)。関西学院大学大学院博士課程修了。 
北海道大学遺伝子病制御研究所プロバイオティクス研究部門 博士研究員、特任助教。北海道大学遺伝子病制御研究所シンバイオティクス研究部門 特任助教。
2024年4月より、株式会社LABバイオテック研究開発部課長

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