会社の特徴
GAIA BioMedicine株式会社は、九州大学発のベンチャー企業として2015年に設立され、主に難治性悪性腫瘍に対する細胞療法と免疫療法に特化した技術主導型のバイオ医薬品企業です。
◆コアテクノロジー1
【ガイアNK様細胞プラットフォーム】
養子細胞免疫療法の主な限界は、遺伝子組み換えキメラ抗原受容体 (CAR)-T 細胞やナチュラルキラー (NK) 細胞を使用しても治療効果が不十分なことです。
当社のプラットフォームは、遺伝子組み換えなしで固形腫瘍を効果的に除去するNK様細胞の生成を可能にします。
・特徴的な機能
01:迅速で効果的な癌治療薬
有名メーカーの NK 細胞とは異なり、GAIA NK様細胞は、固形腫瘍内でこれらの細胞が蓄積および保持されるために不可欠な複数のケモカイン受容体および接着分子を発現します。CAR-T 細胞とは異なり、GAIA NK 様細胞は 1 ~ 48時間という速さで癌細胞を殺し、固形腫瘍を排除することができます。
02:遺伝子改変なしの既製の同種細胞
有名メーカーの NK 細胞と同様に、GAIA NK 様細胞は、ドナーとレシピエントのヒト白血球抗原 (HLA)/キラー細胞免疫グロブリン様受容体 (KIR) が一致しない同種細胞から生成されます。
ただし、同種 CAR-T 細胞とは異なり、GAIA NK 様細胞は遺伝子改変なしで生成されます。
03:すぐに使える処方
GAIA NK 様細胞はすぐに使用でき、投与時に再懸濁するだけです。
再懸濁後、GAIA NK 様細胞は室温で 4 時間以上細胞傷害活性と生存力を維持します。
◆コアテクノロジー2
【GAAP】
体内で活性状態を維持し、癌細胞が発現するタンパク質を特異的に標的とする GAIA NK 様細胞の生成を可能にします。
・特徴的な機能
01:それぞれの標的に適した多様なGAIA NK様細胞の生産
GAAAPを調節することで、市販されている抗体を装備したさまざまなGAIA NK様細胞を生産できます。
02:標的外腫瘍毒性の低減
GAAAP により、抗体を発現するGAIA NK様細胞は、抗体依存性オプソニン化によって引き起こされる標的外腫瘍毒性を大幅に軽減できます。