会社の特徴
【FingerVision】
人とロボットの可能性を広げ、社会システムをアップデートする
FingerVisionは、大学発の先進「視触覚」技術を実用化することで、ロボットや機械の実社会における適用領域を広げ、様々な社会課題を解決することを目指しています。
【コア技術:視触覚センサ】
「画像(カメラ)をベースに触覚を再現する」というコンセプトをコア技術とする大学発のスタートアップです。
FingerVisionセンサは透明で柔らかい皮膚と小型カメラで構成されています。
ロボットハンド等の指先に搭載することで、触覚(力や滑りの分布等)を知覚できるようになり、あたかも人が「手のひら」の感覚を使って物体を扱うような制御をロボットで実現
できます。
ロボット化、AI 化の流れは今後さらに加速すると予想されるものの、「触覚」の⽋如がロボットや機械の適⽤範囲を限定し、テクノロジーの社会実装を妨げています。
当社のコア技術でロボットの⾏動⽣成能⼒を向上させることで、⼈⼿をかけて対応せざるを得なかったタスク(特に過酷・劣悪な労働環境、危険な作業等)をロボットが担うことができるようになります。
ロボットの活⽤範囲が広がることは、社会システムにおける人の役割、ロボットの役割を再定義することに繋がります。よりよい社会のありかたを実現するための具体的な解決策の1つとして、革新的かつ実用性の高い触覚技術・ロボット技術を提示し続けます。
【センサの特徴】
高機能(高解像度・マルチモダリティ)でありながら、経済性に優れ、高耐久な実用的センサです。
◆マルチモダリティ
カメラで取得した画像情報から力分布(x, y, z方向)のみならず、滑り分布や対象物の重さ、把持位置・姿勢、形状、テクスチャ、異物、などの複数のモダリティを取得できます。
カメラ(高解像度)を利用するため、他の種類の触覚センサと比べて、力分布や滑り分布が高解像度です。性能向上のドライバーがソフトウエア側にあるため機動的な性能Updateが可能となります。
◆安価
「画像(カメラ)に基づく」という特性上、センサーを構成するハードウエアの機構が極めてシンプルであり、原価が低く経済性に優れます。
汎用ロボットアームに着脱できるため、安価なロボットアームを選定すれば、その分、安価に実利用できます。
◆高耐久
外力は皮膚で吸収され、電子部品(カメラ)とは物理的に遮断されており、原理的に高耐久です。
皮膚が破損しても、安価に取り替えることが可能です。
【事業内容】
①センサデバイス事業
②アプリケーション事業(触覚センサ付きロボットシステム=ユーザの課題に直接応える)
※会社情報(採用動画)
https://www.youtube.com/watch?v=aMjQRMN8hJM