VISION
『社会の不可能の壁を傑出した技術で超越する』
量子物理学は20世紀に入ってから構築された比較的新しい分野ですが、病院で精密検査に用いられているMRI(核磁気共鳴装置)やレーザー、そしてコンピュータに搭載されている半導体など、我々の身の回りを支えるテクノロジーを影で支えています。
QunaSysは、今まで裏舞台で社会を支えていた量子物理学を表舞台に引き出し、量子性を積極的に利用することで、既存のテクノロジーで成しえなかったことを実現するために創業されました。
量子コンピュータの実用化にはハードウェアの進展が必須ですが、本当に使える技術にするためには、アルゴリズムやソフトウェアの進歩が不可欠です。QunaSysは、量子コンピュータの性能を最大限に引き出すためのアルゴリズム・ソフトウェアを提供することで、量子コンピュータの『社会実装』に貢献します。
QunaSysは、実用化に向けた課題の解決を行う研究力と量子コンピュータの活用のために必要な開発力とを併せ持つことで、ビジネスの現場で実際に活用できるソリューションを提供します。
会社概要
量⼦コンピュータのアルゴリズム・アプリケーションエンジンの開発を⾏っています。量⼦コンピュータの新しい使い⽅・アルゴリズムを提案し、それらのアルゴリズムを実際の材料開発に活⽤するためのソフトウェアの開発等を⾏っております。
また、エコシステム形成に向けた取り組みにも⼒を⼊れています
2020年7⽉より、量⼦コンピュータの応⽤検討コミュニティQPARCを運営し、国内主要企業50社と共に、実⽤化に向けたユースケース探索に取り組んでいます。
会社名 | 株式会社QunaSys |
代表者名 | CEO 楊 天任 |
設立年 | 2018年 |
所在地 | 東京都 |
従業員数 | 31 〜 50人 |
特徴 |
拡大フェーズ(シリーズB、C) 競争優位性のあるコアテクノロジーがある |
会社HP | https://qunasys.com/ |
ファイナンス情報
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CEO
楊 天任
東京大学工学部機械情報工学科卒業。同大学院情報理工学系研究科に入学し、ミュンヘン工科大学マネジメント専攻に交換留学。帰国後QunaSysを創業。
メンバー
御手洗 光祐 (CSO)
大阪大学北川研究室にて量子情報の研究を行い、博士(工学)を取得。博士課程在学中に楊と共にQunaSysを創業。現在大阪大学藤井研究室 助教。
松岡 智代 (COO)
京都大学大学院工学研究科材料化学専攻博士課程修了後、Arthur D. Little Japanに入社し、化学・素材・自動車を中心とした製造業に対する新規事業戦略/中長期戦略の策定支援を行う。COOとして、2020年1月よりQunaSysに入社。
中川 裕也 (Lead Researcher)
東京大学理学部物理学科を卒業後、東京大学物性研究所押川研究室にて物性理論物理学・量子情報物理学の研究を行い、博士(理学)を取得。
大手銀行の子会社でクオンツとして勤務した後に、QunaSysにチーフエンジニアとして入社。
今井 良輔 (Lead Engineer)
早稲田大学大学院基幹理工学研究科電子物理システム学専攻にて物性物理学の理論的研究を行い、博士(理学)を取得。同大学院材料科学専攻助教を勤めた後、2020年2月よりQunaSysにエンジニアとして入社。
陳 家葆 (Engineer)
南京大学生命科学部を卒業後、沖縄科学技術大学院大学(OIST)量子ダイナミクスユニットにて低温量子システム理論の研究を行い、博士(物理学)を取得。その後2020年1月より量子情報エンジニアとしてQunaSysに入社。
川久保 亮 (Engineer)
京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻博士課程研究指導認定退学後、複数の企業でソフトウェア製品開発・webサービス開発に従事。2020年4月より、QunaSysにエンジニアとして入社。
高 翔 (Engineer)
東京大学理学部化学科を卒業後、東京大学大学院理学系研究科化学専攻にて博士(理学)を取得。研究室時代では第一原理分子動力学法を用いて強いレーザー場中の分子のダイナミクスについて研究を行った。2020年4月からQunaSysに量子情報エンジニアとして入社。
この企業の求人情報
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