CEO INTERVIEWS

起業家インタビュー

Vol.1
2012年06月25日
gCストーリー株式会社(旧:サイベイト株式会社) | 代表取締役社長  西坂 勇人 氏

gCストーリー株式会社(旧:サイベイト株式会社)
代表取締役社長 西坂 勇人 氏

看板&OOH(Out Of Home)メディアのあらゆる課題を解決するトータルソリューションカンパニー

はじめに

世論に流されず、自らの頭で時代を読み、判断し、決断をしてきた結果、今のような道を切り開いてきた西坂社長。
いい大学に行って、安定した会社にいくことがリスクだ、と自らの頭で考えられる高校生は、その時代の日本にどれだけいたでしょうか?
そんな西坂社長の起業家魂に迫ります。

gCストーリー株式会社(旧:サイベイト株式会社)
代表取締役社長 西坂 勇人 氏
(にしざか はやと)

【経営者略歴】
仙台一高、宮城教育大学を経て看板商社に入社。客がチェーン化を進めている中、看板業界自体もチェーン化して対応する必要があると強い問題意識を感じ「看板ナビ」サイトを立ち上げる。日本全国4000社以上の看板会社を会員組織化。2005年、サイベイト株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。

  • MISSION

    『全従業員が幸福で調和し、取引パートナー・顧客に感謝される存在であり、人類・社会の調和に貢献すること』

  • 事業分野

    ヘルスケア・シニアサービス

  • 事業内容

    施行事業、介護事業、ヘルスサポート事業

  • 設立

    2005年6月20日

  • 社員数

    80人

  • 企業URL

    http://gc-story.com/

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起業家紹介

西坂 勇人 氏

新卒で入社した仙台の看板商社。そこでの問題意識が現在の事業につながっています。

株式会社アマテラス:なぜ現在の看板ソリューション事業に取り組もうと思われたのでしょうか?

gCストーリー代表取締役社長 西坂勇人氏(以下西坂):大学卒業後に、就職した会社が仙台の看板商社でした。
そこで働くなかで、お客さんのチェーン展開が進んでいるのに、それに対応する看板業界のチェーン化が進んでおらず、このままでは看板業界として取り残されるという問題意識をもったのがきっかけです。

そこで、看板屋をチェーン化するために、『看板ナビ』というサイトを作り、看板会社を会員組織化していきました。

株式会社アマテラス:ゼロからのスタート、多くの壁があったと思うのですが?

西坂:まずは資金面の壁。資本金300万円でのスタートで、最初から売上が上がるわけではないので、当初は生活も含め月10万円くらいでやりくりした。逆にいえば、月10万円でやりくりすればなんとかなるだろうと考えて、起業当初の資金繰りを乗り切った。
全国の看板業者に営業するクルマの中で寝ることはしょっちゅうだった。

あとはITの壁。『看板ナビ』というサイトを作ろうとしたが、自分がITのことをまったく知らない。ここは詳しい人にまかせた。

何かをやろうとすると、それに必要な経営資源(人・モノ・カネ・情報・・)を集めてやっていくというプロセスだが、
限られた資金の中で何をすべきかを考え、愚直に進めていった。

月10万円でやりくりするのも、事業を成立させるためには『当たり前』のことで、辛いわけではなかった。

株式会社アマテラス:新しいサービスを利用してもらうにあたり看板会社にはどのように営業をかけたのか?

西坂:自身が持つ看板業界が抱える問題について、看板関係者に議論をしていった。
サービスを売り込むというよりも、業界を良くしていくために関係者と対話をしながら一緒に考えるというプロセスを踏んでいった。
自分は事象を客観的に考えて、キーワード化することは得意だと思う。業界の方々と対話する中で理解をしてくれ、次第に共感してくれた。

そして仲間が増えていき、自分の考えは正しそうだと確信に変わっていった。

株式会社アマテラス:実際にこれまでの同業者がお客様、パートナーになり、ビジネスとして動き始めた理由はどこにあるのでしょうか?

西坂:業界を良くしたいという純粋な動機に共感してくれたということと、自分はやらないことは言わない性分だし、人を信じる性格なので、多くの看板会社が賛同してくれたと思う。
(*現在では4000社以上が参画)

株式会社アマテラス:そもそもなぜ看板会社に最初に就職したのでしょうか?

西坂:看板の仕事をしたかったというよりも、規模は大きくなくとも自分の力で仕事ができる環境で働きたかった。大学卒業を控え、友達の親で会社をしている人がいたのでそこに頼んで就職させてもらった。そこがたまたま看板商社だった(笑)
『働くということは何なのか』ということについてはこの時真剣に考えた。それは、『金と女』のためかと考えたこともあり、その挙句ヤクザの道に進むことも考えた。しかしよくよく考えてヤクザの道には進みたくないと思い辞めました(笑)。

株式会社アマテラス:西坂さんの家庭環境など教えてください

西坂:うーん、昔から親が何も言わなかったので。。勉強しろとも一切言われない。なので自分の頭で考えて、自分で判断する癖はついているのだと思います。

高校は仙台一高でした。地元では進学校と言われる学校でしたが、共感するのは壊れた奴らでして(笑)。彼らは政治家の息子だったりと家風はよくてもかなり個性的な仲間で学校でも問題児扱いされるような連中とばかり一緒にいました。

進学校で周囲は大学受験を目指す人間ばかりでしたが、大学に行くことに魅力を感じなかった。安定した就職・評判の良い大企業への就職⇒結婚⇒安定した生活・・  このような道を選ぶと、やることが硬直化してしまいむしろリスクかなと。20代の頃は安定よりむしろ背水の陣で働いたほうが実力が付き長い人生で考えればリスクがないのではないかと考えた。
とはいえ、一応大学には進もうということで地元の宮城教育大学(国立)へ進学しました。
教育大学という環境もあり先生を目指す方が中心ですが、教育とは自らが生きていることを見せることが真の教育で、教えることではないと感じ先生は目指さなかったですね。

株式会社アマテラス:今後のビジネスの方向性を教えてください

西坂:ここ数年で本業の看板ソリューション業績は急成長しましたが、特定クライアントの売上比率が突出していました。特定クライアントに依存する体質にならないように、新規クライアント獲得にも力をいれ、改善が見えてきています。
海外事業のヘキサゴン事業(海外、主にアジアでの看板ソリューション事業)、ネット子会社事業の成長も力を入れていきます。
とはいえ、幅広く事業を展開することには慎重に考えており、できること、やるべきことをしっかり考え、強い組織であることを重要視して事業を展開していきます。

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edited by 藤岡清高

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