株式会社aba 株式会社aba
創業フェーズ(シード・アーリー)

VISION

「支えあいが巡る社会をつくる。」
たくさんの支えあいが社会を創り出し、私たちはその中で日々を生きています。
人が本来持ち合わせているたくましい生命力を引き出すことができれば、前向きな意思と自信が生まれ、もっと社会は楽しくなるはず。
私たち aba は、体温のあるテクノロジーを通じて必要なときに必要なケアを届けるお手伝いをするケアテックカンパニーです。
現場に寄り添った手触りのあるテクノロジーによって、必要なときに必要な介護を実現し、経験を問わず相手の生命力を引き出すことができるシステムを社会に実装していきます。
なめらかな支えあいが循環し、一人ひとりが自分らしく生きられる社会を目指して。

【バリュー】
1)enjoy ~ “楽しい” を輪廻させる
ポジティブループの始発点になる
ネガティブループの終着点になる

2)encourage ~ 激励と感謝
成功や労をおおげさにねぎらい感謝する
失敗や苦労を励ます
やった/失敗したアピールで、
感謝や励ましの機会をつくる
バリューに合ったり逸れたりした言動へ
遠慮なくフィードバックする

3)expert ~ エキスパートであろう
個人のできることから高める
あなたの知見は誰かの伸びしろ。
経験・職種・年齢を問わず積極的にシェアする
翻訳者であること
現代のナイチンゲールを目指す

4)情報の分断を起こさない
意思決定は、Slack や文書で、すぐに周知する
報告・連絡・相談も、的確・迅速に
正しさ・わかりやすさのバランスを考えて着実に伝える

5)積極的な相互理解
自分のことを積極的に開示する
相手のことを把握し、相手のことを慮った発言や言い方をする
脊髄反射で非難しない

会社概要

▼介護業界×ロボットの課題
介護業界では、「介護現場が欲しいもの」と「介護ロボットメーカーが良いと思うもの」のギャップが大きいことが課題となっています。

「介護」とはすなわち「生活そのもの」の支援であり、画一的なペルソナを描いて製品の構想をすることの難しさ
介護を受ける高齢者とその家族・現場の介護者・介護施設の施設長などステークホルダーも多く、利害の一致の難しさ
社会保障が関わる製品になるため、保険料を鑑みたビジネス開発をしていく必要性があります。

こうした問題が複雑に絡み合い、開発した介護ロボットが現場に受け入れられない、便利なロボットでも導入や浸透が進まない状況が長年続いております。

一方で、日本では高齢化が急速に進み、介護人材不足が深刻となる中で厚生労働省や経済産業省も介護ロボットの開発・普及を支援する取り組みを促進しており、大手企業も新規事業として介護領域にチャレンジするなど、注目が集まる業界です。

abaでは「現場の介護に寄り添ったロボット開発」を強みに介護業界×ロボット開発の課題に取り組んでいます。

▼abaの強み
abaの「介護現場に寄り添ったロボット開発」は、介護現場で本音を聞き出す力を磨き、培ってきました。
介護現場では「言ってもどうせ伝わらない」「こんな介護がしたいけど、無理だろう」という介護者の気持ちもあり、本音のニーズを掴むハードルが高い状況です。
abaが開発に取り組んできた「Helppad」では汚物や陰部に関わることであり、介護現場との信頼関係を築けなければ開発を進めることはできません。
代表の宇井の家族介護の経験、そして実際にabaを創業しながらも介護現場で働いた経験も背景にあり、介護現場で本音を聞き出し、商品開発を推進する力は当社の強みであると自負しております。

▼これまでの事業展開
◎「Helppad」とは・・?
介護の現場では、決まった時間におむつをあけて排泄を確認していますが、排泄がなければ定時の確認は無駄になり、また短時間に複数回の排泄があると漏れてしまいシーツ等の洗濯が必要に。
おむつの確認で介護現場の負担が大きくなっていることや、排泄後に長時間おむつを替えられないと要介護者の健康を害してしまうリスクなど「排泄ケア」は介護の現場で大きな問題でした。

abaの開発する排泄ケアシステム「Helppad」は業界初のにおいで尿と便を検知するシステム。
「要介護者の体に機械は装着したくない」との思いからシート型にこだわり開発され、ベットに敷くだけで利用可能です。
要介護者の排泄パターンを可視化し、無駄な定時交換をなくす等、介護者のおむつ交換の負担を低減することを実現しております。

◎「aba lab」とは・・?
「Helppad」の開発を通じてabaの培ったノウハウをもとに、大手企業との共同開発プロジェクトを手掛けています。
「Helppad」の開発を通じて介護の現場を深く理解し、研究開発の現場と接続し、製品化をしてきたことに強みがあります。
研究者は介護現場のニーズの深いところを理解できない、現場は研究者からのアンケートやインタビューにこたえても、なかなか介護製品として理想のものは手に入らない、という状況の中、両方に深い理解のある同社が製品開発に向けて進んでまいりました。
上記のノウハウを介護領域に参入したい大手企業各社と共同開発プロジェクトに取り組んでおります。

▼今後の事業展開
「テクノロジーであなたが介護をしたくなる社会をつくる」
これまで介護の現場と密接に関わってきた中で、良いアイディアを持っているにも関わらず企画をぶつける機会もなくやめてしまう方、介護のスキルが高く、外部業者とのコミュニケーション力が高いにも関わらず、やりたい介護ができずに、現場を離れてしまう方など、やる気のある介護者が介護を離れてしまうという状況に直面して来ました。

一方で、経営者・リーダー・メンバーのコミュニケーションが円滑な会社は現場のアイディアをうまく活かしています。

新規事業として、介護現場の業務効率化を支援するシステムや、「もっとこんな介護をしたい!」をかなえるプロダクトの開発を構想しております。

会社名 株式会社aba
代表者名 代表取締役 CEO 宇井 吉美
設立年 2011年
所在地 千葉県
従業員数 31 〜 50人
特徴

創業フェーズ(シード・アーリー)

自社プロダクト/サービスがある

競争優位性のあるコアテクノロジーがある

会社HP https://www.aba-lab.com

ファイナンス情報

ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

創業フェーズ(シード・アーリー)

代表取締役 CEO

宇井 吉美

宇井 吉美

2011年、千葉工業大学未来ロボティクス学科在学中に株式会社abaを設立。
中学時代に祖母がうつ病を発症し、介護者となった経験を元に「介護者側の負担を減らしたい」という思いから、介護者を支えるためのロボット開発の道に進む。
特別養護老人ホームにて、介護職による排泄介助の壮絶な現場を見たことをきっかけとして、においセンサーで排泄を検知する「排泄センサーHelppad(ヘルプパッド)」を製品化。
おむつを開けなくても排泄したことを知らせてくれることで、介護者の負担軽減を目指している。

メンバー

谷本 和城

谷本 和城 (取締役 CTO)

幼少期からパソコンを自作、高校時代からロボット開発に着手し千葉工業大学に入学。
入学後は二足歩行ロボットがサッカーをする「ロボカップ」に参画。千葉工業大学「CIT-BRAINS」の中心メンバーとして、主に電子回路開発に携わる。所属中に数度、世界大会優勝を果たす。
abaのデバイス開発の仕様策定から量産試作までの全工程を担う。

熊本 大樹

熊本 大樹 (社外取締役)

イギリス生まれ、アメリカ・香港育ち。慶應義塾大学総合政策学部にて国内外のスタートアップエコシステムの研究を中心に、民間企業との共同研究を多数実施。NPO法人アイセック・ジャパンの2017年専務理事として、1600人の組織マネジメント経験を生かし、2019年に新卒としてリアルテックファンドに入社。
リアルテックファンドでは、グロースマネジャーとして主に福祉・介護分野で革新的な技術を応用するベンチャーを担当。経営・事業化・グローバル化の支援を行う他、ファンド運営全般を担う。また、2020年より設立のリアルテックグローバルファンドの責任者も務める。

富山 健

富山 健 (技術顧問)

東京工業大学卒業、UCLAシステムサイエンス学科にて博士号取得。テキサス大学、ペンシルバニア州立大学助教授、青山学院大学教授を経て2006年度より千葉工業大学未来ロボティクス学科教授。16年に及ぶ米国滞在中、10年間米国の大学教員を務める間にアメリカ空軍・陸軍・AT&T社等から研究プロジェクト資金を提供される。1984~1988年セントラルペンシルバニア日本語学校設立、理事就任。

三井 睦貴

三井 睦貴 (監査役)

 

この企業の求人情報

プロダクトマネージャー(システム開発マネージャー)

介護現場に寄り添うIoT製品のプロダクトマネージャー

正社員(無期) 一部リモート可 フレックス可 フロントエンドエンジニア サーバーサイドエンジニア プロジェクトマネージャー(PM)
address 千葉県船橋市

フィールドセールス(フルリモート可/出張あり)

介護現場に寄り添うIoT製品のフィールドセールス

正社員(無期) フルリモート可 フレックス可 営業・CS(法人向け)
address 千葉県船橋市