筑波大学発AIロボティクスベンチャー

株式会社Closer

ロボティクス

茨城県

会社の特徴

【事業内容】
ロボット等の開発、販売、導入

食品、化粧品、医薬品(三品産業)を中心とした製造現場が直面する人手不足や生産能力の課題を、AI画像処理・ロボット制御技術で解決します。大変な作業はAIロボティクス技術で自動化する選択肢が当たり前にある世界を実現し、企業の売上や利益の向上競争力の強化、働きやすい環境を実現、産業の発展に貢献します。

■事業概要
株式会社Closerは、ビジョンである「ロボットを当たり前な選択肢へ」を目指す筑波大学発AIロボティクスベンチャー。
年々深刻化している労働不足の社会課題を解決するため、自動化の進みにくい食品産業をはじめとした中小規模の生産ラインを対象に、労働力を補完するロボットを研究開発・提供している。一貫した独自のフトウェア開発により、高い汎用性・簡単操作・低コスト化を実現。中小規模の食品生産ラインを自動化するロボットパッケージ「PickPacker®(ピックパッカー)」や、段ボール等の積み付け作業を自動化する小型パレタイジングロボット「Palletizy™(パレタイジー)」の導入を進めている。

■創業の背景
Closer は、代表の樋口が高専生(高校生)のときに、ロボット開発費を調達するために行っていたアルバイトでの単純繰り返し作業の経験や研究で行っていた野菜収穫ロボットでの農家さんへのヒアリングを通じて、大変な繰り返し作業や重労働の作業、人手不足の大きな社会課題を自分の得意なAI・ロボティクス技術で解決できないか、という想いから始まりました。

VISION

■ビジョン
「ロボットを当たり前な選択肢へ。」
Closer は、大変な繰り返し作業や重労働はロボットに任せて、人間はより創造的な活動、コミュニケーションや余暇に注力できる世界の実現を目指しています。「Closer」という社名は、ロボットをより身近(Closer)な存在にしたいという意味が込められています。ロゴのアイコンは、ロボットの手(2本の指)と人間の手(5本の指)が重なり合うことで、ロボットと人間が共に寄り添い、「ロボットを当たり前な選択肢へ」というビジョンを示しています。

■ミッション
「パーソナルロボットを実現する。」
産業用コンピュータ(メインフレーム)が、小型化・低コスト化することでパーソナルコンピュータを実現し、あらゆる人がコンピュータを利用できるようになり、大きなイノベーションを起こしました。Closer は、これをロボットで実現します。
現状のロボットは、大型で高コストであり、従来の産業用コンピュータと同じ立ち位置にいる「産業用ロボット」です。Closer は、小型・低コストな「パーソナルロボット」を実現し、あらゆる人が利用可能なロボットを実現します。

■タグライン
「Closer to Simplicity, Closer to You.」
タグラインの意味は、「もっとシンプルに。もっと身近に。」
現在の製造現場のロボットは、大型・高コストで、専門知識を必要とする「産業用ロボット」です。
Closer Roboticsは、パーソナルコンピュータのような小型・低コストで、あらゆる人が身近かつ気軽に利用できるシンプルな「パーソナルロボット」を実現します。

会社概要

会社名 株式会社Closer
代表者名 代表取締役 樋口翔太
所在地 茨城県
会社URL https://close-r.com/
設立 2021年
従業員数 11 〜 30人
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

樋口翔太

代表取締役 樋口翔太

詳細を見る

1997年、新潟県上越市生まれ。
小学生の頃からロボット開発に取り組む。2012年長岡工業高等専門学校に進学、ロボカップジュニアにて様々な成績を残す。2017年の「ロボカップジュニアジャパンオープン2017 Soccer Open」で優勝、同年に名古屋で行われた世界大会の「RoboCup2017 Junior Soccer Open」でもIndividual TeamとSuper Teamの2種目で優勝を果たす。2018年と2020年の2度にわたり独立行政法人国立高等専門学校機構 理事長特別表彰を受賞。2019年には孫正義育英財団3期生に選ばれる。
2020年筑波大学大学院に進学し、現在は知能機能システム学位プログラム(博士後期課程)に在籍中。2021年11月筑波大学発AIロボティクスベンチャーCloserを設立し、自動化が進んでいない食品産業をはじめとする業界へのロボット導入を進めている。

櫻井理紗

広報・人事 櫻井理紗

詳細を見る

1997年、広島県福山市生まれ。
2016年に沖縄北部の名桜大学に進学。2018年に文科省の奨学金を受け、1年間台湾へ留学。留学中のご縁から、2020年に地元密着型のスーパーである株式会社エブリイへ入社。副社長室で秘書・デジタル推進担当を経て、新規事業(人と人、人と地域が繋がるコミュニティ「いまここ」)を立ち上げ、コミュニティマネージャーとして責任者を務める。留学中のご縁から、代表の樋口に声をかけてもらい、2023年に株式会社Closerへ入社。現在は広報担当として、展示会の運営、人事、バックオフィスなど幅広い業務を行う。

求人一覧 (5件)

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載

株式会社Closerの求人を見た方が同時に見ているスタートアップ

製造業を、日本を、エンパワーする

株式会社コズム
  • AI / モビリティ / ロボティクス / IoT / コンサルティング
東京都

我々コズムは、『製造業を、日本を、エンパワーする』ことをミッションに、製造業をはじめとする各種業界に特化した製品・ソリューションを提供し、お客様の課題解決を推進しています。

DXパートナー事業として、業務システムの開発からAIを用いたアルゴリズム、IoT機器の設計開発まで幅広く行っております。OSSの活用や、研究開発への投資により、2期目のスタートアップながら技術…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

IoT電力リソースアグリゲーションSaaS

株式会社Greenphard Energy
  • AI / ロボティクス / IoT / SaaS / 製造業 / 物流・配送 / サステナビリティ・環境
東京都

世界中のエネルギーの使い方を根本から変える。
Greenphardは地球規模の気候変動問題の大きな解決策の一つとなる、社会的インパクトの大きな事業を展開しています。
AIを駆使したIntelligent IoTで様々な電力需要設備をスマートに制御し、電力消費量を低減するだけで無く、電力を使う設備を逆に電力のリソースに変え、地域全体の電力の安定化に貢献し、脱炭素を実現すると同時に再生可能エネルギー比率の引き上げにも寄与します。

Greenphardは最先端IoTテクノロジーとデマンドレスポンスの仕組みを用い、様々な電力を使う設備や機械を制御することで「仮想的な蓄電池」を創出。
これにより街中の様々な設備が電力のリソースとなり、街自体がクリーンエネルギーを支えるリソースになるのです。

私達Gre…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある

快適な生活と環境の両立を目指して

LEBO ROBOTICS株式会社
  • ロボティクス
東京都

風力発電機ブレードメンテナンスロボットを自社開発し、それを使ったサービス提供を軸とした、風力発電機運転開始後のブレードに対するスマートメンテナンスの提供を行っています。

■風力発電機メンテナンスロボット
地上からの遠隔操作で、空中にあるブレードに対して研磨/パテ塗布/塗装等の作業を高所で行うロボットです。スキャナとカメラを搭載し、ブレード形状や状態を把握し…

  • ビジネスモデル確立フェーズ(ミドルステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある
  • 競争優位性のあるコアテクノロジーがある
  • 英語力を活かせる環境がある

超音波モータ、自律移動ロボットの開発・製造

株式会社Piezo Sonic
  • ロボティクス
東京都

<主な業務>
・超音波モータの開発・製造・販売
・モータ制御機器の開発・製造・販売
・移動ロボット、IoTデバイスの開発・製造・販売
・新サービスの開発コンサルティング

主力製品は世界の消費電力を軽減させ、カーボンニュートラルを目指す世界に最適なピエゾソニックモータ(超音波モータ)です。
このモーターは、JAXAから探査機器用のモーターとして期待されているだけ…

  • 創業フェーズ(シード・アーリーステージ)
  • 自社プロダクト/サービスがある
  • 競争優位性のあるコアテクノロジーがある

人生をかける、
スタートアップに出会おう。
成長性のあるスタートアップ・ベンチャーのみを掲載