【第2弾】新型コロナ危機を救うベンチャー・スタートアップ企業10選

吉田響
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今回は、4月にリリースした「新型コロナ危機を救うベンチャー・スタートアップ企業25選」に引き続き、新型コロナ感染拡大に対して取り組みを行っているベンチャー・スタートアップ企業を10社ご紹介いたします。

 

===新型コロナウイルス感染拡大対応関連ベンチャー/スタートアップ企業一覧===

■飲食
1.株式会社ShowcaseGig(テイクアウト)
2.株式会社Mellow(フードトラック)
■物資
3.キャディ株式会社(医療物資支援)
4.株式会社うるる(医療物資支援)
■情報
5.株式会社エクサウィザーズ(問い合わせサポート)
■医療・ヘルスケア
6.エンブレース株式会社(健康相談)
7.株式会社ユーグレナ(健康食品)
■外国人サポート
8.フォースバレー・コンシェルジュ株式会社(外国人向け就労支援)
■行動データ
9.レイ・フロンティア株式会社(行動データ)
■コミュニケーション
10.ユカイ工学株式会社(ロボット)

■飲食

モバイルオーダー×ピックアップロッカー 非接触型テイクアウト

株式会社ShowcaseGig(ショーケースギグ)

株式会社ShowcaseGig(代表取締役 新田 剛史氏)は、飲食業界向けモバイルオーダープラットフォーム「O:der(オーダー)」を展開。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における飲食業界支援の取組みとして、株式会社ユーボとの共同開発により、店頭における完全非接触型注文パッケージ「O:der Locker(オーダー・ロッカー)」を提供しています
「O:der Locker」は、ショーケース・ギグのO:derプラットフォームと連携されたモバイルオーダー専用のスマートロッカーです。飲食店の店頭に設置することにより、モバイルオーダーで事前注文決済された商品を一切、人と接触することなく受け渡すことができます。また、ロッカー内の照明には殺菌効果のある紫外線(UV)が使用されています。

企業情報:https://amater.as/online/companies/8/
CEOインタビュー新田 剛史 氏:https://amater.as/article/interview/iot-showcasegig/

 

医療従事者へ心あたたまる温かい食事を提供

株式会社Mellow(メロウ)

株式会社Mellow(代表取締役社長 石澤 正芳氏)は、ビルの「空きスペース」と「フードトラック」をマッチングするプラットフォーム『TLUNCH <トランチ>』を展開しています。

新型コロナウイルス感染症拡大の最前線で闘う医療従事者へのサポートの一環として、緊迫する医療現場において「心あたたまる温かい食事」と、「ひとときの安らぎ時間を過ごす休憩スペース」を無償提供しています。

Carstay株式会社が提供する医療従事者が休憩できるキャンピングカーの周囲に、フードトラックを設置。トヨタファイナンシャルサービス株式会社と株式会社KINTOは、Carstayの医療機関へのキャンピングカーなどの提供にかかる費用、メロウの食材や交通費などを協賛会社として支援。株式会社デンソーは、キャンピングカー内の除菌、消臭のための「車両用クレベリン」を無償提供しています。

企業情報:https://amater.as/online/companies/776/

 

 

■物資支援

医療物資および、製造装置の部品供給支援

キャディ株式会社

キャディ株式会社(代表取締役 加藤 勇志郎氏)は、製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」を提供しています。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う医療機器やマスク等の医療用製品の大幅な増産を支援するため、医療機器および医療用製品製造装置の部品加工を得意とするサプライヤー100社以上とのネットワークを活用した、特別支援プログラムを展開しています。

人工呼吸器や空気清浄機等の医療機器および、マスクや消毒液・防護服などの医療用製品の製造装置に関する、金属・樹脂加工部品の製作・品質保証・納品、組立・製造を支援しています。

企業情報:https://amater.as/online/companies/766/

 

医療機関向け 物資・調達サポート

株式会社うるる

株式会社うるる(代表取締役社長 星 知也氏)は、ITの力を活用し、クラウドワーカーの『人のチカラ』を活用するCrowd Generated Service事業を提供しています。

新型コロナ最前線の現場である指定医療機関向けに 過去10年・約1300万件の調達データを6か月無料で提供し、仮設テントや医療機器などの物資の迅速な調達をサポートしています。

うるるが保有する、医療器具を含めたあらゆる入札・落札データから、他の機関が過去どの企業で調達を実施したのか、即時に確認することができます。例えば、仮設テントや医療機器・コールセンターの体制構築など平時とは異なる調達内容に対して、過去、官公庁や自治体へ提供したことがある、または、運営経験がある企業がすぐに見つけられ、良質な調達を迅速に実施することができます。

企業情報:https://amater.as/online/companies/128/
CEOインタビュー星 知也氏:https://amater.as/article/interview/webapplication-uluru/

 

 

■情報

自治体向け問い合わせ対応サポート

株式会社エクサウィザーズ

株式会社エクサウィザーズ(代表取締役社長 石山 洸氏)は、超高齢化社会に代表されるような様々な社会課題に対し、AIの教育やプラットフォームの提供を通じ、AIの利活用を推進しています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、鎌倉市にFAQ検索エンジン「Qontextual(コンテクスチュアル)」の無償提供をしています。また同時に、新型コロナウイルス感染症に関する情報提供を行うその他の公的機関に向けても、FAQ検索エンジンの無償提供の受付を開始しています。

Qontextualは、企業内にあるQ&AデータをExcelファイルでそのまま取り込むだけで即時学習し、AIが質問の文脈に合わせて “検索意図に最も近いもの”を自動分析して検索、適した順に回答してくれます。

企業情報:https://amater.as/online/companies/540/

 

 

■医療・ヘルスケア

医療介護連携SNS「メディカルケアステーション」

エンブレース株式会社

エンブレース株式会社(代表取締役社長 松下 和彦氏)は、医療介護連携SNS「メディカルケアステーション」など、医療・介護・ヘルスケア分野でICTソリューションを展開。

医療専門家のクラウドソーシングサービス「Doctors Cloud™」を運営するドクターズ株式会社と共同で、医師による新型コロナウイルス感染症のオンライン健康相談サービス、および医療介護従事者向けコミュニティサービスを展開しています。

企業情報:https://amater.as/online/companies/553/

 

栄養素たっぷりの石垣島ユーグレナ

株式会社ユーグレナ

株式会社ユーグレナ(代表取締役社長 出雲 充氏)は、世界で初めて微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)の食用大量培養技術の確立に成功。食品、化粧品等の開発・販売、バイオ燃料の生産に向けた研究開発を行っています。

新型コロナウイルス感染症の予防や治療などの対応により多忙を極める医療従事者や、休園などの対応が難しい保育園関係者へ、手軽に栄養補給ができる石垣島ユーグレナ入りの粉末ドリンクなどの商品を提供しています。

石垣島ユーグレナは、人間が必要とする豊富な栄養素(ビタミン類、ミネラル、アミノ酸、およびDHAやオレイン酸などの不飽和脂肪酸や特有成分パラミロンなど計59種類)を備え、さらに栄養素が消化吸収されやすいため、効率的に栄養を摂取することができます。 

企業情報:https://amater.as/online/companies/657/

 

 

■外国人サポート

在留外国人へのサポート

フォースバレー・コンシェルジュ株式会社

フォースバレー・コンシェルジュ株式会社(代表取締役 柴崎 洋平氏)は、世界中から国境を越えたグローバル採用支援を行っています。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、事業の倒産・解雇等で実習先を失った技能実習生に在留資格「特定技能」での日本就労継続を支援するため、企業に対して無料でマッチング、就労の機会を創出しています。

 さらに、Facebookページでの国内外国人向け情報発信ページ「行列のできる外国人相談室」や、8言語による無料の就活相談ホットラインを開設しています。

企業情報:https://amater.as/online/companies/412/

 

 

■行動データ

行動データで三密防止

レイ・フロンティア株式会社

レイ・フロンティア株式会社(代表取締役 田村 建士氏)は、“位置×範囲×時間”をキーワードにアプリを開発し、そこから集めた行動データを活用した人工知能によるデータ分析を行っています。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、自分自身や身の回りの人、社会への備えとして「自分の行動を記録しておく」手段をより多くの人々に提供するため、個人のライフログやGPSの位置情報を記録するライフログアプリ「SilentLog(サイレントログ)」のすべての機能の無償で開放しています。

また、集まった匿名データを分析し、「上野公園のお花見自粛実態調査」「東京駅利用者のピークタイム変化の調査」「都道府県間の移動者数調査」などの情報を公開し、社会における移動量抑制が機能しているかどうかの検証を進めています。

企業情報:https://amater.as/online/companies/651/

 

 

■コミュニケーション

高齢者の「話し相手不足」の一助に 家族をつなぐロボット「BOCCO」

ユカイ工学株式会社

ユカイ工学株式会社(代表取締役社長 青木 俊介氏)は、「世の中をユカイにする」コミュニケーションロボットをつくるスタートアップ企業です。

新型コロナウィルス感染症拡大を防ぐための外出自粛による家族や他者との会話や交流不足のサポートをするため、コミュニケーションロボット「BOCCO」(ボッコ)を2ヶ月無償提供してます。

自宅もしくは高齢者施設に入居する高齢者に、コミュニケーションロボット「BOCCO」を通じて、家族間のコミュニケーションはもちろん、事前に電話で高齢者個々の生活パターンや好みを伺い、ユカイ工学のスタッフが日常会話をサポートします。また、毎日決まった時間に今日の天気やゴミの日等をお知らせすることで、生活リズムを整えるサポートも行います。

企業情報:https://amater.as/online/companies/551/
CEOインタビュー青木俊介氏https://amater.as/article/interview/yukaikougaku/

 

終わりに

新型コロナウイルスが世界的に打撃を与え、社会の中で働き方、コミュニケーション、サービスなど様々な変化が求められている現在。スタートアップ企業の変化に対応する柔軟性、小さい組織だからこそのスピード感、革新的技術の力が発揮されています。ポストコロナでも、スタートアップ企業の革新的技術や事業が日本の変化を支えていくでしょう。

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吉田響

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