風を制し、空の安全を守る

メトロウェザー株式会社

AI

京都府

会社の特徴

赤外線レーザーを用いて、大気中の微粒子の微細な動きから、数十km先の風向や風速に測定する超高分解能ドップラー・ライダー※を開発する京都大学発ベンチャーです。
ドローン社会の実現へ向けて、ドップラー・ライダーの高精度化・小型化の開発を進めています。

多くのドローンが当たり前のように上空を行き交う社会には、ドローンが「安全に」空を飛ぶための運航管理システムの整備が必須となりますが、ドローンにとって最大の敵が「風」だと言われています。ドローンの衝突やバッテリー切れは機体の改良で対処できますが、原理上突風は回避することができず、落下リスクは常につきまといます。当社は、ドップラー・ライダーにより「風」を正確に捉え、突風の可能性が高い飛行ルートを避けることを可能にし、ドローンの安全な運航を実現していきます。

京都大学生存圏研究所における長年の研究をベースに、これまで誰も実現したことがない3次元風況マップを完成させ、空の安全に貢献することを目指します。

※ドップラー・ライダー:大気中にレーザ光を発射し、大気中のエアロゾル(塵、微粒子)からの反射光を受信しすることによって風速・風向を観測することができる大気計測装置。

VISION

「風を制し、空の安全を守る。」

人類は太古より、自然を恐れ、敬い、制御しようとし、文明や都市を発達させてきました。しかし高度に発達したテクノロジーを有する現代においても、地震・雷・台風などの圧倒的な自然の力の前には為す術がありません。

昨今のゲリラ豪雨や洪水の甚大な被害からも分かる通り、人類の築いてきた都市は自然災害に対してあまりに脆弱で、複雑化した都市の構造が、さらに予測や対策を妨げています。そして航空インフラやドローンなど「空」のテクノロジーの現場は風況に大きく左右され、その安全性や効率には常に不確定要素が付きまとっています。

私たちメトロウェザーは、より正確に都市と空の風況を把握し、可視化し、制御する独自技術により、都市と空、人々の安全と安心を守っていきます。

会社概要

会社名 メトロウェザー株式会社
代表者名 代表取締役CEO 古本 淳一
所在地 京都府
会社URL https://www.metroweather.jp/
設立 2015年
従業員数 31 〜 50人
ファイナンス情報 ファイナンス情報を閲覧いただくには 会員登録 が必要となります。

主要メンバー紹介

古本 淳一

代表取締役CEO 古本 淳一

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2019年まで京都大学生存圏研究所で助教として研究・教育活動を行いながら2015年にメトロウェザー創業。計測・制御・通信などの知識を活用した新しいレーダー観測技術の開発の他、社会的課題解決に直結させる研究に力を入れ、最先端計測技術・デバイス開発を駆使した高性能コヒーレント・ドップラー・ライダーを開発。研究成果の社会実装・社会貢献に向けた取り組みも数多く行う。
京都大学博士(情報学)・技術士。

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東 邦昭

取締役 東 邦昭

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2009年に京都大学のポスドクに着任後、大気レーダーを用いた乱気流検出・予測技術の開発・高分解能気象予測シミュレーションの開発を行う。民間気象予報会社において2年間の環境アセスメントの実務経験も持つ。2014年にポスドクを辞めた後、1年間の起業準備期間を経て、2015年に古本とともに京都大学発スタートアップとしてメトロウェザーを設立。取締役。
神戸大学博士(理学)・気象予報士。

西村 永和

取締役 西村 永和

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1974年同志社大学経済学部卒業後、京都銀行入行。ニューヨーク支店次長・本店審査部副部長を経て、東証一部上場半導体製造装置メーカーTOWA代表取締役社長を経験。長年にわたる金融業界での経験と東証一部上場企業の経営経験を持つ。2017年にメトロウェザー株式会社取締役就任。

大前 創希

社外取締役 大前 創希

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2002年に株式会社クリエイティブホープを創業し、戦略面を重視したWebコンサルティングを展開。Web戦略の立案・ブランディングから、アクセス解析に基づく科学的サイト分析、Webサイトの設計・構築・運用に至るワンストップサービスを立ち上げ、自らもWebコンサルタントとして数々のナショナルブランドや国際的な企業・団体の大規模Webサイトを成功に導く。2017年5月Drone Fund アドバイザリーボードに参画。2018年9月よりDroneFund 共同代表パートナーに就任。ビジネス・ブレークスルー大学/大学院 教授(専門はデジタルマーケティング)

木下 太郎

社外取締役 木下 太郎

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東京農工大学大学院修士課程(応用化学専攻)を修了後、住友化学に入社。同社研究所にて、食品包装や電子基板向けポリマー材料の研究開発を担当。2013年に特任の新規事業企画担当として新規医療用材料事業を企画し、欧州・東南アジア拠点と連携して推進。その後リチウムイオン電池用材料事業に携わる等、食品やヘルスケア、エネルギー等幅広い分野の経験を持つ。
2017年にリアルテックファンドに参画。リアルテックファンドでは、グロースマネージャーとして化学・新素材・医療機器を主な担当領域として経営・事業化の支援を行う他、ファンド運営全般を担当。投資育成先としては、次世代X線センサーの開発を行うANSeeN、非侵襲の血糖値センサーを開発するライトタッチテクノロジーを担当。

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